鷹匠町 (徳島市)

徳島市鷹匠町の詳細

徳島県徳島市に位置する鷹匠町は、西富田地区に属し、一丁目から四丁目までが存在します。郵便番号は〒770-0922です。

人口と世帯数

2010年11月の徳島市の調査によると、鷹匠町の人口は318人、世帯数は178世帯です。

地理

鷹匠町は徳島市の東部、市街地の南西に位置しています。東は栄町の歓楽街・商店街、西は大道の商店街と接しており、北から一丁目から四丁目に比較的整然と区画されています。

特に一丁目から二丁目は、第二次世界大戦後、芸妓町として知られる富田町歓楽街の延長として発展し、東に続く栄町・秋田町とともに徳島市を代表する歓楽街となりました。四丁目は主に商店街として機能しており、市街地に比較的近く、西方を国道439号が南北に走っています。

歴史

鷹匠町は、元は徳島市富田浦町の一部であり、1940年（昭和15年）に現在の町名となりました。江戸時代には、鷹匠町、鷹匠町割地小路、正閑坊小路と呼ばれていた地域にあたります。1945年（昭和20年）6月22日の米軍による500kg爆弾攻撃と、同年7月3日の徳島大空襲により、甚大な被害を受けました。

この地には、明治・大正期の著述家である長尾覚や、大正・昭和期の漢詩人である香川対山などが居住していました。戦後、鷹匠町は芸妓町として名高い富田町歓楽街の延長として発展し、キャバレー、料亭、ホテルなどが建設され、秋田町、栄町、富田町とともに徳島市の歓楽街としての地位を確立しました。1975年（昭和50年）には、秋田町と南新地の一部が編入されました。

施設

大聖院

交通

道路
一般国道
国道439号

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

徳島市ホームページ

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