鹿児島県道26号桜島港黒神線

鹿児島県道26号桜島港黒神線

鹿児島県道26号桜島港黒神線は、鹿児島県鹿児島市内を通る主要地方道です。桜島の海岸線に沿って走る風光明媚な道路として知られています。

概要

この県道は、鹿児島市桜島横山町の桜島港を起点とし、桜島の北部海岸線を通り、鹿児島市黒神町に至ります。桜島港から黒神町まで、桜島の自然を感じながらドライブやサイクリングを楽しむことができます。

路線データ

起点：鹿児島県鹿児島市桜島横山町（桜島港・桜島港フェリーターミナル付近、国道224号交点）
終点：鹿児島県鹿児島市黒神町（国道220号交点）
陸上距離：21.571 km
黒神川サイレン付き信号機（遮断機あり）：土石流発生時に作動します。

歴史

この道路の建設は、1951年（昭和26年）に5か年計画で開始されました。当初は桜島港から桜島北部を通り黒神町に至る道路として計画され、1957年（昭和32年）に完成しました。

その後、1958年（昭和33年）には、鹿児島市東桜島町から袴腰港に至る区間が早崎袴腰港線として認定されました。1974年（昭和49年）には終点が桜島港に変更され、早崎桜島港線に路線名が変更されました。1982年（昭和57年）には、現在の桜島港黒神線に改称され、同時に主要地方道に認定されました。1993年（平成5年）には、建設省によって主要地方道に指定されています。

地理

この県道は、全区間が鹿児島市内を通っています。

通過する自治体

鹿児島市

交差する道路

起点付近：国道224号
終点付近：国道220号

沿線施設

鹿児島市立桜島中学校
鹿児島市立黒神小学校
鹿児島市立黒神中学校

その他

この道路は、桜島の自然と歴史を感じられるルートとして、多くの人々に利用されています。ドライブやサイクリングで訪れる際は、黒神川のサイレン付き信号機に注意してください。土石流発生時には信号機が作動し、安全な場所への避難を促します。

参考文献

桜島町郷土誌編さん委員会『桜島町郷土誌』桜島町長 横山金盛、1988年。

関連項目

鹿児島県の県道一覧

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