麻生バスターミナル

麻生バスターミナルの概要

麻生バスターミナルは、北海道札幌市北区に所在し、札幌市営地下鉄南北線の麻生駅と直結しているバスターミナルです。このターミナルは自動車ターミナル法に基づき、札幌市独自の定義では乗継バスターミナルとして分類されています。

1993年4月29日に運用を開始して以来、札幌市交通局が設置・管理を行っており、今では地域の交通の重要な拠点とされています。このターミナルでは、札幌市営バスと北海道中央バスが共同で運行しています。

バスターミナルの構造

麻生バスターミナルは、1番から8番までののりばが設けられています。特に、5番のりばには新千歳空港への連絡バスが発着し、旅行者にとっても便利な場所です。また、周辺にも公共のバス停が設置され、地域交通の利便性を高めています。

待合室は5番のりばの目の前に位置し、バスの時刻表や案内が表示され、快適な待機スペースが提供されています。さらに、6番から8番のりばではライジング・サン・ロックフェスティバル用のシャトルバスや学生専用の便も運行されています。

渡航便数と利用状況

2021年12月の統計によれば、このターミナルでは1日あたり1,259便のバスが発着している状況です。この数字にはスクールバスや非公示便も含まれていますが、地域の交通需要の高さを物語っています。

各のりばの詳細

バスターミナルの各のりばにおける便の概要は以下のとおりです:

• - 1番のりば: 麻25 東16丁目線（篠路小学校行）や麻26 麻生東苗穂線（豊畑行・モエレ沼公園行）など。
• - 2番のりば: 麻06 新琴似6条線、新琴似2条6丁目・イオンモール札幌発寒経由の麻67線などがあり、様々なエリアへアクセスが可能です。
• - 3番のりば: あいの里教育大線やひまわり団地線が運行され、教育機関や住宅地へのアクセスをサポートしています。
• - その他ののりば: あいの里篠路線や新千歳空港連絡バスも発着し、広域利用が可能です。

過去の変遷

麻生バスターミナルは、歴史的には札幌市営バスの路線が多数運行されていましたが、地下鉄の延伸に伴って徐々に路線が減少し、現在では主に北海道中央バスが中心となって運行しています。今もなお、地域住民や観光客に欠かせない交通拠点として機能し続けています。

交通の便

麻生バスターミナルはアクセスに優れ、地下鉄と直結しているため、利便性の高い立地です。周辺には商業施設も充実しており、買い物や食事を楽しむこともできます。地域社会の中心として、今後も多様な交通サービスを提供し続ける役割を果たすことでしょう。

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