齊藤大将

齊藤 大将（さいとう ひろまさ）

概要

齊藤大将は1995年6月3日生まれのプロ野球選手で、東京都江戸川区に出生しています。ポジションは投手で、左投左打の選手です。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属しています。

経歴

プロ入り前

齊藤は小学校1年生から軟式野球を始め、清新ハンターズに所属しました。中学校時代は城東ボーイズでプレーし、才能を開花させます。そして、桐蔭学園高等学校では1年生からベンチ入りを果たし、2年生の夏には県大会決勝に進出しますが、桐光学園と対戦し、4回で降板して敗れました。桐蔭学園在学中には、最高で3年春の県大会優勝を経験しましたが、甲子園出場は果たせませんでした。在学中の先輩には茂木栄五郎や若林晃弘がおり、学びの場でも刺激を受けながら成長しました。

高校卒業後は明治大学に進学し、1年次から中継ぎとしてリーグ戦に出場します。3年夏のユニバーシアード日本代表に選ばれるなどの活躍を見せ、4年時にはエースとして11奪三振を記録し、完投勝利を達成しました。この年には3勝を挙げ、ベストナインに選出されるなど、大学時代の実績を残しました。

プロ入り

2017年10月26日のドラフトで、埼玉西武ライオンズから1位指名を受けて入団し、契約金1億円、年俸1500万円と推定されています。背番号は19。スカウトは竹下潤が担当しました。

西武時代

2018年にプロ入りし、同年7月20日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初登板を果たし、続いて7月29日の千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初勝利を挙げました。シーズンを通し、16試合に出場しながらも、防御率7.02といった成績でした。2019年は一軍での登板が9試合に留まり、2020年には二軍では21試合で防御率2.49と良好な結果を残しましたが、一軍では防御率が9.90と厳しい結果となりました。

2021年には左肘の手術を受け、戦力外通告を受けた後、育成選手として再契約しました。2022年もイースタン・リーグでの復帰登板を果たしましたが、結果を残せず、2023年には二軍で40試合登板の成績を挙げましたが再び戦力外となりました。

ソフトバンク時代

2024年7月5日に福岡ソフトバンクホークスにトレードで移籍し、背番号177を背負って新たな挑戦を始めました。

選手としての特徴

齊藤は左のスリークォーターから投げるスタイルで、最速146km/hのストレートに加え、スライダーやスクリューなど多彩な変化球を駆使します。これにより、打者を翻弄するピッチングスタイルが特徴です。

まとめ

齊藤大将選手の経歴や成績、プロ入りからの成長過程は、今後の活躍を予感させるものがあります。新たなチームでの挑戦に期待を寄せ、さらなる進化を遂げていくことを期待しましょう。

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