1972年の宝塚歌劇公演一覧

1972年の宝塚歌劇公演一覧

本記事では、1972年に行われた宝塚歌劇の公演について詳しく紹介します。宝塚大劇場での公演を中心に、各組ごとの公演日や演目、主要な出演者情報を掲載しています。特に、各演目に関わったスタッフも明記し、演劇制作の全体像を把握できるようにしています。

星組

星組は1月1日から1月27日まで「右近秘抄『いつの日か逢わん』」を上演しました。この作品は平岩弓枝が作り、柴田侑宏が演出を担当。振付は藤間勘十郎、音楽は寺田瀧雄や入江薫が手掛けています。主な出演者には春日野八千代や美吉左久子、瑠璃豊美などが名を連ねています。また、新人公演は1月20日に行われました。

次の演目は「ミュージカル・ファンタジー『愛のコンチェルト』」で、こちらは6場から構成されています。作・演出は鴨川清作が担当し、主要な役どころには真帆志ぶきや鳳蘭等がありました。

花組

続いて、花組は1月29日から2月24日まで「宝塚ロマン『哀愁のナイル』」を上演。この演目は植田紳爾によるもので、音楽の指揮は野村陽児が行いました。出演者には神代錦や甲にしきがいます。

2月26日からは月組による「ミュージカル・ロマンス『さらばマドレーヌ』」が始まります。この公演もまた柴田侑宏の手によるもので、2つのグランド・レビュー「ラ・ロンド」も同時上演されました。

雪組

雪組は3月25日から4月26日間に「日本民族舞踊第12集『かぐら』」と「グランド・レビュー『ザ・フラワー』」を披露。後者はガールス500をテーマにした作品で、鴨川清作が手掛けています。

花組は4月27日から5月30日まで「ミュージカル『浜千鳥』」を上演し、渡辺武雄が構成と演出を担当しました。ここでも数多くの有名な出演者が活躍しました。

さらに続く公演

その後、星組は6月1日から6月29日にかけて「ミュージカル・プレイ『星のふる街』」を上演し、7月には再び星組が「舞踊詩『美しき日本』」を実施しました。

月組も続いて7月29日から8月31日まで「ミュージカル・ロマンス『蒼き湖』」を上演し、特定の出演者が抜擢されました。

除外公演と東京公演

公演は東京宝塚劇場でも繰り広げられ、多くの特別出演者が集まりました。

全体として、1972年は宝塚歌劇にとって多様な公演があった年として記憶されるでしょう。各公演はそれぞれ独自の魅力を持ち、数多のファンを魅了しました。重大な公演には当時のトップスター達が顔を揃え、それぞれの役を鮮やかに演じました。

この年の公演成果は、宝塚歌劇の歴史に刻まれる重要な一ページを形成しています。

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