1976年沖縄県知事選挙

1976年沖縄県知事選挙について

1976年6月13日、沖縄県知事を選出する選挙が実施されました。この選挙は、現職の屋良朝苗氏の任期満了に伴い行われたもので、県知事選と同時に沖縄県議会議員選挙も実施されました。

今回の選挙では、屋良朝苗氏が不出馬を表明したため、新人同士による争いとなりました。立候補したのは、元沖縄県議会議員で沖縄社会大衆党委員長の平良幸市氏と、元民社党衆議院議員の安里積千代氏の2名で、革新系と保守系による事実上の一騎打ちとなりました。

選挙戦では、両候補が激しい選挙活動を展開し、県民の関心も高く、投票率は前回を大きく上回る結果となりました。

選挙結果

選挙の結果、革新系の平良幸市氏が、保守系の安里積千代氏を32,597票差で破り、初当選を果たしました。投票率は82.07％と、前回選挙を5.75ポイント上回る高い数値を記録しました。

この選挙は、沖縄県政の今後の方向性を占う重要な選挙として注目され、県民の政治への関心の高さを示す結果となりました。

選挙日程

告示日：1976年5月19日
投票日：1976年6月13日

立候補者

平良幸市（革新系）：元沖縄県議会議員、沖縄社会大衆党委員長
安里積千代（保守系）：元民社党衆議院議員

投票率

最終投票率：82.07%（前回比：+5.75pts）

参考資料

琉球新報「沖縄知事選 過去の得票数と得票率の推移」

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