2012年ロンドンオリンピックの卓球競技は、
2012年7月28日から
8月8日の期間、
エクセル展覧会センターで開催されました。男女それぞれ86名、計172名の選手が参加し、4つの種目でメダルをかけて激戦を繰り広げました。
北京オリンピックからの変更点として、ダブルスが廃止され、団体戦が新たに導入されたことが挙げられます。これにより、チームとしての戦略や連携がより重要視されるようになりました。
出場資格
出場資格を得るには、いくつかの方法がありました。
開催国枠: ホスト国であるイギリスからは、男子3名、女子3名の計6選手が自動的に出場権を獲得しました。これにより、少なくとも男女シングルスに1名ずつの出場が保証されました。
世界ランキング: 2011年5月に行われた
第51回世界卓球選手権個人戦終了後、
国際卓球連盟(ITTF)が発表した世界ランキング上位28名ずつにも、自動的に出場権が付与されました。ただし、各国男女それぞれシングルスに出場できるのは2名までという制限があり、世界ランキングが28位以下の選手にも出場のチャンスがありました。
大陸別選手権: 各大陸で開催される選手権で、計40名の選手に出場権が与えられました。各大陸の代表として、強豪選手たちがしのぎを削りました。
世界最終予選: 世界最終予選では、最後の2枠をかけた争いが繰り広げられました。出場を逃した選手たちにとって、最後のチャンスとなりました。
国際卓球連盟推薦: ITTFからの推薦により、1名の選手に出場権が与えられました。
世界卓球選手権団体戦:
2012年の第51回世界卓球選手権団体戦の結果、団体戦の出場権を獲得したチームのメンバーも、オリンピックに出場することができました。
競技結果 (メダル獲得数)
国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
---|
- | - | - | - | --- |
中国 | 4 | – | – | 4 |
日本 | – | 1 | 1 | 2 |
スウェーデン | – | 1 | – | 1 |
韓国 | – | – | 2 | 2 |
ドイツ | – | 1 | – | 1 |
チャイニーズタイペイ | – | – | 1 | 1 |
外部リンク
国際オリンピック委員会 - 2012 卓球公式結果
2012年ロンドンオリンピックの卓球競技 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
*
2012年ロンドンオリンピックの卓球競技 - Olympedia(英語)