2020年のクリーブランド・インディアンス

2020年、クリーブランド・インディアンスは球団創設120周年を迎えた。本拠地プログレッシブ・フィールドでの27年目のシーズンであり、8年目を迎えるテリー・フランコーナが引き続き指揮を執った。所属はアメリカンリーグ中地区。

オフシーズンの動向
前年の2019年シーズンは93勝69敗で地区2位という成績だった。
しかし、2020年は新型コロナウイルスのパンデミックにより、メジャーリーグも大きな影響を受けた。3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が決定。その後、6月23日に公式戦開幕が7月23日または24日となり、レギュラーシーズンは全60試合という短縮された形式で開催されることが発表された。さらに、6月30日にはマイナーリーグの開催中止も決定した。

シーズン開幕後の戦い
短縮されたレギュラーシーズンは9月27日に全日程を終了。インディアンスは35勝25敗で地区2位となった。ワイルドカードシリーズではニューヨーク・ヤンキースと対戦したが、2連敗を喫し、ポストシーズン敗退となった。
シーズン終了後、シーザー・ヘルナンデス、サンディ・レオン、オリバー・ペレスがFA（フリーエージェント）となった。

チームと個人の記録


ポストシーズン
ワイルドカードシリーズでニューヨーク・ヤンキースに2連敗

個人タイトルと表彰
シェーン・ビーバー
最多勝利（8勝）
最優秀防御率（防御率1.63）
最多奪三振（122奪三振）
ピッチャー・オブ・ザ・マンス（7月/8月）
サイ・ヤング賞
ブラッド・ハンド
最多セーブ投手
ロベルト・ペレス
ゴールドグラブ賞（捕手）
ホセ・ラミレス
プレイヤー・オブ・ザ・マンス（9月）
シルバースラッガー賞（三塁手）
シーザー・ヘルナンデス
* ゴールドグラブ賞（二塁手）


2020年はコロナ禍という特殊な状況下でのシーズンとなったが、シェーン・ビーバー投手が投手三冠とサイ・ヤング賞を獲得するなど、明るい話題もあった。また、ロベルト・ペレスとシーザー・ヘルナンデスがゴールドグラブ賞を受賞するなど、守備面でも高い評価を得たシーズンとなった。

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