2024年のスーパーカップ (日本サッカー)

FUJIFILM SUPER CUP 2024

2024年2月17日、国立競技場（東京都新宿区）で開催されたスーパーカップは、記念すべき第31回目の大会でした。特別協賛は富士フイルムビジネスイノベーションが行い、この大会は「FUJIFILM SUPER CUP 2024」の名称で知られています。

主催・主管・特別協賛

日本サッカー協会と日本プロサッカーリーグが主催し、主管は日本プロサッカーリーグと東京都サッカー協会、特別協賛は富士フイルムビジネスイノベーションが担当しました。

レギュレーション

対戦チームは90分間の試合を行い、勝敗が決まらない場合はPK戦によって勝者を決定します。また、選手交代は5名まで可能ですが、ハーフタイムを除いて交代回数は3回までとなっています。

プロモーション

この年のスーパーカップは、Jリーグの30周年を記念する企画の一環として、サッカー漫画『ブルーロック』とのコラボレーションが行われました。特に、イラストは千田純生氏によって描かれました。さらに、本大会のアンバサダーには、参加クラブの両方に在籍歴を持つ大久保嘉人選手が就任しました。

参加クラブ

今大会には、2023年の明治安田生命J1リーグで優勝したヴィッセル神戸（4年ぶり2回目）と、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会で優勝した川崎フロンターレ（2年ぶり5回目）が参加しました。

試合の流れ

試合は静かな始まりを迎えましたが、前半12分には川崎のMF瀬古樹が右サイドからクロスを上げ、DFファンウェルメスケルケンが浮き球のヘディングシュートを試みました。しかし、神戸のGK前川黛也が見事にセーブしました。さらに、神戸も22分にMFジェアン・パトリッキが裏抜けのパスを受けて左サイドからクロスを上げ、FW大迫勇也がチャンスを狙いましたが、川崎GK上福元直人が阻止しました。このように、両チームともに攻撃を試みつつも、前半は無得点で終わりました。

後半が始まると試合が動き出します。48分、川崎が得たフリーキックからMF瀬古がクロスを送りますが、神戸GK前川がこれをクリアしました。その後のこぼれ球が神戸DF山川哲史の足に当たり、予期しない方向に飛び、川崎が先制点を決めました。記録上はファンウェルメスケルケンのゴールとされています。その後、川崎は攻撃を続け、65分には瀬古のフリーキックがクロスバーに当たる場面がありましたが、追加点は生まれませんでした。

試合はそのまま終了し、川崎フロンターレが3年ぶり3回目のスーパーカップ制覇を果たしました。エキサイティングな試合運びとともに、スーパーカップは多くのサッカーファンに感動を与えました。

もう一度検索