7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で

シングル「7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で」の特徴

松任谷由実（ユーミン）の35枚目のシングル『7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で』は、2001年4月25日に東芝EMIからリリースされました。この楽曲は、彼女の31枚目のオリジナルアルバム『acacia(アケイシャ)』に収録されています。

リリースの背景と特徴

このシングルはアルバム『acacia』の先行リリースとして登場し、ジャケットデザインは同アルバムと同じく透明な表紙が使用されており、洗練された印象を与えています。また、本楽曲はフジテレビ系全国ドラマ『ムコ殿』の主題歌としても知られており、ドラマのサウンドトラックとカラーの異なるジャケットデザインが特徴です。

シングルには、過去のアルバムに収められた結婚をテーマにした楽曲が二つ収録されており、ジャケットには「Wedding Songs」と大きく描かれ、まさに結婚を祝福する内容となっています。

タイトルと制作の裏話

タイトル曲の「7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で」については、プロモーションビデオが公式サイトで視聴可能で、多くのファンに親しまれています。興味深いことに、タイトルの「TRUTHS」はもともと単数形である「TRUTH」とされていましたが、アルバム制作に関わっていた米国人ミュージシャン間で意見が分かれた結果、最終的に複数形に戻され、当時日本の制作スタッフに急遽連絡が行われたとのエピソードが残っています。

オリコンチャートの成績

このシングルは、オリコンチャートにおいて8週の登場を果たし、最高順位は16位を記録しました。累計販売枚数は8.2万枚と、特に結婚や新たな門出を祝う歌として、多くの人々に支持されてきました。

収録楽曲

『7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で』には以下の楽曲が収められています：

• - 「7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で」
• - 「Song For Bride」
• - 「TUXEDO RAIN」（『ダイアモンドダストが消えぬまに』より）
• - 「ANNIVERSARY」（『LOVE WARS』より）

これらの楽曲は、いずれも松任谷由実による作詞・作曲で、編曲も彼女自身と松任谷正隆が行っています。

参加ミュージシャン

このシングルには、以下のミュージシャンが参加しています：

• - キーボード＆プログラミング：松任谷正隆
• - シンセサイザー・プログラミング：北城浩志、浦田恵司、山中雅文
• - シンクラヴィア・プログラミング：武新吾、井上つよし
• - ベース：Abraham Laboriel
• - エレクトリック・ギター：松原正樹
• - パーカッション：浜口茂外也、斎藤ノブ
• - コーラス：松任谷由実、木戸泰弘、比山貴詠史、広谷順子

おわりに

このシングル『7 TRUTHS 7 LIES〜ヴァージンロードの彼方で』は、松任谷由実の魅力を余すところなく伝えつつ、結婚をテーマにした情感豊かな楽曲として、多くの支持を受けてきました。彼女の音楽が持つ深い感情表現と、その時代の空気を感じる作品として、ぜひ多くの人に聴いてもらいたい一枚です。

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