767

767（ななひゃくろくじゅうなな）は、自然数であり、整数としては766の次の数、そして768の前の数として位置づけられます。

数学的性質

767は合成数であり、1とそれ自身以外にも約数を持っています。具体的には、1、13、59、そして767の4つの約数があります。これらの約数の合計（約数和）は840となります。

また、767は回文数と呼ばれる数字の一種でもあります。回文数とは、数字の並びが逆から読んでも同じになる数のことを指し、767は前から読んでも後ろから読んでも同じ「767」となります。この数列の中で、767の直前の回文数は757であり、次の回文数は777です。回文数の中で86番目に登場する数です。

さらに、767は半素数でもあります。半素数とは、2つの素数の積で表される数のことで、767は13と59という2つの素数の積（13×59=767）として表されます。半素数の数列の中では、767の直前の数は766であり、次の数は771です。半素数としては232番目の数となります。

各位の和に注目すると、767は各位の数字（7+6+7）を合計すると20になる数です。各位の和が20になる数の中で、767は18番目に登場する数であり、直前の数は758、次の数は776です。

数式的な側面では、767は「3 × 2^n - 1」という形式で表すことができ、この式においてnが8の時の値となります（3 × 2^8 - 1 = 767）。この形式で得られる数をサビット数と呼び、767の直前のサビット数は383、次のサビット数は1535です。この数列はオンライン整数列大辞典の数列 A055010に登録されています。

767に関連する事柄

767という数字は、数学的な分野だけでなく、様々な分野でも用いられています。

ボーイング767: アメリカのボーイング社が製造する旅客機として、ボーイング767は広く知られています。
E-767: ボーイング767を改造した早期警戒管制機（AWACS）の型番として、E-767があります。これは、航空機にレーダーなどを搭載し、空中の監視や指揮を行うための機体です。
KC-767: ボーイング767をベースにした空中給油・輸送機もあり、KC-767という型番が用いられています。これは、空中で他の航空機に燃料を補給したり、物資や人員を輸送するために使われます。
マツダ・767: マツダが開発したプロトタイプレーシングカーの型番にも767が用いられています。
* ハンプトン (USS Hampton, SSN-767): アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦にも「ハンプトン」という名前で、SSN-767という識別番号が与えられています。

また、「767-X」という表記も存在しますが、具体的な内容については情報が不足しています。

その他の情報

767は数に関する記事の一覧にも関連付けられており、700という数字とも関連性があります。また、西暦767年や紀元前767年といった歴史的な年号としても登場します。

このように、767という数字は数学的な性質だけでなく、様々な分野でその存在が確認できる興味深い数であると言えるでしょう。

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