848年

848年は、ユリウス暦における閏年です。この年は、日本、中国、朝鮮半島など、東アジア地域において様々な出来事がありました。

各地の紀年法

干支: 戊辰
日本:
承和15年
嘉祥元年
皇紀1508年
中国: 唐 - 大中2年
中国周辺:
渤海 - 咸和18年
南詔 - 天啓9年
朝鮮:
新羅 - 文聖王10年
檀紀3181年

カレンダー

848年のカレンダーはユリウス暦に基づいています。

できごと

この年には、以下のような出来事が記録されています。

2月: 山城、河内、和泉などの地域に班田使が任命されました。これは、律令制度における班田制を円滑に進めるための措置です。
8月: 近畿地方において大規模な洪水が発生しました。『日本文徳天皇実録』には、この洪水によって河陽橋（山崎橋）、宇治橋、茨田堤といった重要なインフラが被害を受けたと記録されています。この大洪水は、当時の人々の生活に大きな影響を与えたと考えられます。
9月: 長年にわたり大宝が鋳造され、旧銭と併用されることになりました。これは、貨幣制度の安定化を図るための政策の一環と考えられます。

誕生

この年に生まれた人物に関する記録は見当たりません。

死去

この年には、以下の人物が亡くなっています。

2月1日（承和14年1[[2月]]19日）: 橘氏公 - 平安時代の公卿。783[[年]]生まれ。
牛僧孺 - 唐の政治家。779[[年]]生まれ。

まとめ

848年は、東アジア地域において様々な出来事があった年であり、特に日本では班田使の任命や近畿地方の大洪水といった出来事が記録されています。また、橘氏公や牛僧孺といった歴史上の人物が亡くなった年でもあります。これらの出来事は、当時の政治や社会、人々の生活を理解する上で重要な手がかりとなります。

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