AFCチャレンジカップ2014 (予選)

AFCチャレンジカップ2014 予選

AFCチャレンジカップ2014の本大会出場権をかけて行われた予選について解説します。
予選の抽選会は2012年12月11日にマレーシアのクアラルンプールにあるAFCハウスにて実施され、予選は2013年3月2日から3月21日にかけて開催されました。

開催方式

2012年9月7日のエントリー締め切りまでに20チームが参加を表明しました。今大会より、北マリアナ諸島代表がAFCへの参加を認められ、初めてAFCチャレンジカップに参加しました。
また、今大会から本大会開催国には本戦出場権が付与されることが事前に発表され、開催国は2012年11月28日に開催されたAFC大会実行委員会にてモルディブに決定しました。

参加した20チームは、4チームずつ5つのグループに分かれ、予め定められた開催国の会場でラウンドロビン方式（1回戦総当たり制）で対戦しました。各グループの1位の5チームと、各グループ2位のチームの中で成績上位2チームが本大会への出場権を獲得しました。

参加国

当初、カンボジアは財政と競争力を考慮し参加辞退を表明していましたが、抽選には参加しました。また、バングラデシュは当初発表された参加国には含まれていませんでしたが、抽選に参加しました。

不参加国: ブータン、北朝鮮、東ティモール

結果

予選は基本的に2013年3月2日、4日、6日にかけて行われましたが、グループBは3月17日、19日、21日の日程で、グループEは3月22日、24日、26日に日程が変更されました。

成績決定方法

各グループでは、勝利3ポイント、引き分け1ポイント、負け0ポイントとして勝ち点を計算し、勝ち点が並んだ場合は以下の順序で順位を決定しました。

1. 当該国間の対戦の勝ち点
2. 当該国間の対戦の得失点差（3チーム以上が並んだ場合に適用）
3. 当該国間の対戦の得点数
4. グループ内の得失点差
5. グループ内の総得点
6. 2チームが並んでおり、最終試合で対戦していた場合は試合後に行うPK戦の勝者
7. イエローカード、レッドカードの枚数（イエローカードは1ポイント、イエローカード2枚及び直接受けたレッドカードは3ポイント、イエローカード獲得後レッドカードを受けた場合は4ポイント。点数の少ないチームが上位）
8. 抽選

グループ分けと開催地

グループA: ミャンマー (UTC+6:30)
グループB: キルギス (UTC+6)
グループC: ラオス (UTC+7)
グループD: ネパール (UTC+5:45)
グループE: フィリピン (UTC+8)

2013年3月20日、ブルネイは「不可避の状況」により出場を辞退しました。ブルネイが出場予定だったすべての試合は、0-3で相手の勝利として扱われました。

各組2位チームの扱い

本大会に出場するグループ2位の成績上位2チームを決定する際は、以下の順序で成績の順位を決定しました。

1. 勝ち点
2. 得失点差
3. 総得点
4. イエローカード、レッドカードの枚数（イエローカードは1ポイント、イエローカード2枚及び直接受けたレッドカードは3ポイント、イエローカード獲得後レッドカードを受けた場合は4ポイント。点数の少ないチームが上位）
5. 抽選

アジアサッカー連盟は、ブルネイの予選出場辞退に伴い、大会規程16.1を適用し、各組2位チームの成績はグループ成績最下位チームとの戦績を除外して比較すると発表しました。

本大会出場決定国

モルディブ - 開催国
ミャンマー - グループA1位
キルギス - グループB1位
アフガニスタン - グループC1位
パレスチナ - グループD1位
フィリピン - グループE1位
ラオス - グループ2位成績1位
トルクメニスタン - グループ2位成績2位

外部リンク

AFC Challenge Cup

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