ALFALINK

ALFALINK（アルファリンク）について

ALFALINKは、物流不動産大手の日本GLPが開発・運営する、日本最大級の超大型物流施設プロジェクトのブランドです。従来の物流施設の枠を超え、新たな価値創造を目指す「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトに掲げています。クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が、ブランドコンセプト、ネーミング、ロゴデザイン、建築・空間デザインのディレクションを手がけていることでも注目を集めています。

現在、「GLP ALFALINK相模原」「GLP ALFALINK流山」「GLP ALFALINK茨木」「GLP ALFALINK尼崎」の4つのプロジェクトが展開されています。

コンセプト

ALFALINKは、単なる物流拠点ではなく、新たなビジネスや価値を生み出す拠点となることを目指しています。「Open Hub」「Integrated Chain」「Shared Solution」という3つのキーワードを軸に、従来の物流施設の効率化・最適化を超えた、新しい価値の創造を目指しています。

そのコンセプトを象徴する施設として、「GLP ALFALINK相模原」には、直径約90mの環状の共用施設「リング」が設置されています。この「リング」には、レストラン、コンビニエンスストア、カンファレンスルーム、託児所、ジムなどが設けられ、施設で働く人々に快適な環境を提供しています。また、「リング」はペデストリアンデッキで全棟をつなぎ、歩行者と車両の動線を分離することで、安全性と快適な移動を両立。人々が交流し、ビジネスが生まれる場としての役割も担っています。

「GLP ALFALINK相模原」では、地域との共生を重視し、緑地エリアを地域住民にも開放しています。災害時には避難場所や物資配送拠点としての活用も計画されており、地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

レイアウト

ALFALINKの共用部には、カフェテリア、ラウンジ、女性用パウダールーム、トイレ、託児所など、働く人々が快適に過ごせるための設備が充実しています。また、レンタルサイクル、カーシェアリング、大型駐車場など、通勤や施設内の移動をサポートするサービスも提供。施設によっては、最寄りの駅からの専用直通バスが運行されるなど、利便性も追求されています。

その他、宅配ロッカー、コインランドリー、コインシャワー、貸会議室、コンビニエンスストア、オープンカフェテリア、レストラン、展望デッキ、ワーキングスペース、イベントスペースなど、多様なニーズに対応できる設備が整えられています。これらの施設は、単に働く場所としてだけでなく、交流や創造性を育む場所としての役割も果たしています。

ESGへの取り組み

ALFALINKは、地域との共生を重視し、様々な活動を積極的に行っています。自社施設のカフェテリアなどを地域住民に開放したり、自治体と災害協定を締結したり、高校生のインターンシップを受け入れたりするなど、多岐にわたる活動を通じて、地域社会や環境に配慮した持続可能な社会の実現を目指しています。これらの活動は、ESGの観点からも高く評価されています。

BCP（事業継続計画）

ALFALINKでは、地震や水害などの災害に備え、BCP対策も徹底しています。各地方自治体と災害協定を締結し、災害時には近隣住民の避難場所として施設を開放します。建物構造には免震構造を採用し、ランプウェイへの免震構造の導入は日本初です。また、最大72時間連続利用可能な非常用電源、断水時にも利用可能な地下水供給設備など、設備面での対策も万全です。さらに、24時間365日常駐の警備員による入館対応や、災害時の迅速な対応など、ソフト面での対策も充実しています。

ロゴコンセプト

ALFALINKのロゴは、陸を表すライトグリーンと、海・空を表すライトブルーをモチーフにしています。これらは、陸・海・空をシームレスにつなぎ、物流に未来の「＋α」を生み出すという、ALFALINKのコンセプトである「創造連鎖」を表現しています。シンボルマークのラインは、ALFALINKを起点に、新たなもの、人、情報、価値の流れが途切れることなく広がり続ける様子を表しています。

施設概要

GLP ALFALINK相模原

所在地:
相模原Ⅰ：神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1
相模原Ⅱ：神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-13
相模原Ⅲ：神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-15
相模原Ⅳ：神奈川県相模原市中央区田中字白雨台3532-10
総敷地面積: 約295,000㎡（約89,000坪）
総延床面積: 約674,000㎡（約204,000坪）（東京ドーム約14個分相当）
構造: PCaPC工法（一部S造）／免震構造
交通: JR横浜線・JR相模原線・京王線「橋本」駅からバス、JR相模線「上溝」駅からバス、JR横浜線「相模原」駅からバス、JR横浜線「淵野辺」駅からバス

GLP ALFALINK流山

所在地:
流山1：千葉県流山市南319番地（現GLP流山Ⅲ）
流山2：千葉県流山市南319番地（現GLP流山Ⅰ）
流山3：千葉県流⼭市南261番地（現GLP流山Ⅱ）
流山4～8：住居表示未定
総敷地面積: 約420,000㎡（約120,000坪）
総延床面積: 約900,000㎡（約270,000坪）
構造: PCaPC工法（一部S造）／免震構造 ※流山4のみRCS造／免震構造
交通: 東武野田線「初石」駅から約1.8km

GLP ALFALINK茨木

所在地:
流山Ⅰ：大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
流山Ⅱ：大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
流山Ⅲ：大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内
総敷地面積: 約135,000㎡（約41,000坪）
総延床面積: 約320,000㎡（約96,000坪）（甲子園球場の約8個分）
構造: 免震構造・耐震構造
交通: 阪急京都線「茨木市」駅から約3.2km、JR京都「茨木」駅から約4.2km、大阪モノレール「沢良宜」駅から約3.0km、大阪モノレール「摂津」駅から約4.0km

GLP ALFALINK尼崎

詳細については、GLP ALFALINK尼崎#施設概要を参照してください。