ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB
2023年
4月23日、
横浜アリーナにて開催された『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023』は、
スターダムの
プロレスイベントであり、PPVとしても扱われています。この大会は、
スターダムの若手選手とベテラン選手が一堂に会し、熱い戦いが繰り広げられました。特に、女子
プロレス界において特筆すべきは、全日本女子
プロレス創立35周年記念大会以来、実に20年ぶりとなる
横浜アリーナでの開催です。
概要
この大会の発表は、2022年12月29日に行われた『JRA中山競馬場 presents STARDOM DREAM QUEENDOM 2022』の第一試合後に行われました。主催者は、今回の大会の重要性を認識し、多くの話題を提供するための対策を講じてきました。前日のパーティー参加権付きで最前列のチケットが30万円という高額で販売されたことも、
プロレス興行における新たな試みとして注目を集めました。
大会の開催が近づく中、2月10日にひめか選手が引退を発表し、彼女の引退試合がこの大会で行われることが決まりました。それに続き、4月3日にカードが発表され、注目選手として
中西百重や
タレントの
フワちゃんが参戦、元Marvelousの星月芽依選手が星来芽依として復帰、さらに
IWGP女子王座戦とワールド・ワンダー両王座戦が行われることが告知されました。その後、SAKURA GENESIS 2023の結果を受け、IWGP王座戦ではメルセデス・モネ選手と岩谷麻優選手が対戦することが発表されました。
大会の詳細
対戦カード
今回の大会では、全王座戦が行われ、それぞれのタイトルに賭けた戦いが展開されました。特に注目を集めたのは、第4試合のゴッデス王座戦で、団体史上初めてリングアウトでの決着が見られ、新たな王者が誕生しました。全ての王座戦において、王者が敗れるという結果も見られ、ファンにとって驚きの連続でした。
選手たちの活躍も光りました。特に、星来芽依選手は2021年8月以来の復帰を果たし、復帰後初勝利をあげるなど、観客を沸かせました。また、
安納サオリ選手と駿河メイ選手は、同日中に東京都内で行われた他団体の大会から
横浜アリーナに移動し、
ダブルヘッダーでの出場を果たしました。
主な出来事
大会終了後の映像では、NIRAI&壮麗亜美組に対してFWC(葉月&コグマ組)が挑戦表明をし、最後にはベルトを強奪するシーンが見受けられました。第6試合終了後には、新ワンダー王者となった
白川未奈選手が次期挑戦者としてなつぽい選手を指名しました。これにより、次回の大会もさらに期待が高まることとなりました。
大会後、
木谷高明オーナーは2回目の
横浜アリーナ大会の開催への意欲を示しており、今後の展開に対する期待感も高まっています。
結論
ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023は、
スターダムにとって特別な意味を持つ大会でした。多くの新しい挑戦、伝説の選手の引退、さらなる若手選手の台頭が見られ、女子
プロレス界の未来を感じさせるイベントとなりました。今後の展開にも目が離せません。