BASFジャパン

BASFジャパン株式会社について

BASFジャパン株式会社は、ドイツに本社を置き、世界最大の化学メーカーであるBASFの日本法人です。日本市場での活動は1888年に始まり、以来さまざまな製品を提供してきました。グループは、BASFジャパンを中心に、6つの子会社や関連会社で構成されています（2012年5月時点）。主要な生産拠点は、三重県四日市市や神奈川県茅ヶ崎市、横浜市、茨城県古河市などに点在しています。

主力製品・事業

BASFジャパンは、5つの主要部門を持っています。それぞれの部門は、化学品、プラスチック、高機能製品、機能性化学品、農業関連製品に分かれています。

化学品

この部門では、基礎化学品や接着剤、電子材料化学品など多様な製品を取り扱っています。また、溶剤や可塑剤、洗剤、プラスチック原料なども供給しており、ペイントや医薬品の原料まで幅広くカバーしています。

プラスチック

BASFジャパンはエンジニアリングプラスチックやスチレン発泡体、ポリウレタン、硬質フォームなどのプラスチック製品を提供しています。これらは自動車や電子機器など、さまざまな分野で使われています。

高機能製品

この部門では、ビタミンや食品添加物、医薬品成分、さらに衛生・ホームケア・パーソナルケア製品といった高機能な商品成分を取り扱っています。健康や美容に関連した製品も多く、消費者にとって身近な存在です。

機能性化学品

自動車および工業用触媒、塗料、コンクリート混和剤など、建築業界や工業界に向けて専門的な化学品を供給しています。これにより、品質の高い製品を実現しています。

農業関連製品

農業向けには、作物を保護するための製品を提供しています。真菌病や害虫、雑草からの保護を目指し、植物バイオテクノロジーへの研究も行っています。

沿革

BASFの日本市場へのアプローチは1888年から始まり、1898年にはインディゴ・ピュアBASFが輸入されました。1949年には、行動を共にした商店を通じてカラケミー貿易株式会社が設立され、BASFの製品を扱うことになりました。その後、1965年に社名を変更し、1974年にはビーエーエスエフジャパン株式会社へ改名。2000年にはBASFジャパンと名を変え、現代に至ります。

事業拠点

BASFジャパンの本社は東京都中央区に位置し、大阪や名古屋にもオフィスがあります。また、四日市に工場があり、磯原・北利根・四日市六呂見の製造拠点が存在します。研究開発センターは尼崎にあり、横浜にはイノベーションセンターも設立されています。

企業理念

BASFは「私たちは化学でいい関係を作ります」というキャッチフレーズを掲げています。企業の戦略としては、資源の保護や健康的な食料の確保、持続可能な未来の創造に向ける強い意志を持っています。これらの取り組みを通じて、品質の高い製品とサービスを提供し続けています。

BASFジャパンは、化学分野において革新を追求し、持続可能な未来を目指す企業として、今後もさらなる成長を見込むことが期待されています。

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