BLEEZE 〜G4・III〜

BLEEZE 〜G4・III〜

「BLEEZE 〜G4・III〜」は、2014年7月9日にloversoul music & associatesから発売された、GLAYの通算50作目のシングルです。これは、メンバーがそれぞれ書き下ろした楽曲を収録した、記念すべき作品です。デビュー20周年を祝い、3ヶ月連続のリリースの仕上げとなる第3弾として登場しました。

概要

このシングルは「GLAY 20th Anniversary 50th SINGLE」として位置づけられています。G4シリーズの第3弾にあたる「BLEEZE」には、すべて亀田誠治がプロデュースを手がけています。当初は、表題曲とカップリング曲の2曲構成を予定していましたが、亀田の提案によって、メンバーそれぞれの楽曲を収める形へ変更されました。その結果、今回は4曲のA面が実現しました。

特に、TERUがシングルの表題曲を手がけるのはこれが初めてのことで、彼自身もこの挑戦に乗るかどうか迷っていましたが、最終的にはメンバーのTAKUROの説得を受けて作詞作曲に参加することとなりました。TERUは、自分一人での詞曲制作に対するプレッシャーが重かったと回顧していますが、この記念シングルにおいて彼の表現力を発揮する良い機会となったでしょう。

ジャケットや「BLEEZE」の音楽ビデオは、TERUの発案により蜷川実花が担当しました。彼らは10年ぶりの再会を果たし、音楽のイメージが一致したことからスムーズな打ち合わせが行われました。DVDには「BLEEZE」のミュージックビデオや、東北六魂祭に関するドキュメンタリー映像が収められています。

収録曲

このシングルには4曲が収録されています:
1. BLEEZE (作詞・作曲：TERU)
- GLAY EXPO 2014 TOHOKUのテーマソング。
- 爽快なロックナンバーで、夏をテーマにした内容です。
- 「フェスでみんなが楽しむ姿を想像して作った」とTERUは語っています。

2. 外灘SAPPHIRE (作詞・作曲：TAKURO)
- オリエンタルな雰囲気のミドルロックチューン。
- 1920年代の上海をイメージ。
- ギターリフを重視し、GLAYのポップスの枠を超えることを目指しています。

3. 黒く塗れ！ (作詞・作曲：HISASHI)
- ソリッドなギターが印象的な疾走ナンバー。
- 人間関係や経済的関係の再出発をテーマにしており、色々な要素を真っ黒に塗りつぶすというメッセージがあります。

4. YOU (作詞・作曲：JIRO)
- アコースティックなバラードで、温かいメッセージが込められています。
- 一日一日を大切に生きることの大切さについて語っています。

収録形態

このシングルは、CD＋DVD盤、CD Only盤、及びチャリティエディションの3形態で発売されました。チャリティエディションの一部の収益は東北地方に寄付されることが決まっています。多様な形態でのリリースは、その記念性を高めています。

また、特製パッケージ仕様のCD＋DVD盤には、ライブ映像なども収められ、ファンにはたまらないコンテンツとなっています。

「BLEEZE 〜G4・III〜」は、メンバーの個性が際立ち、 GLAYとしての歴史に新たな1ページを加えた、重要な作品といえるでしょう。

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