Cyntia: 日本のヘヴィメタルガールズロックバンドの軌跡
Cyntia(シンティア)は、日本のヘヴィメタルガールズロックバンドで、2011年に結成され、
2017年には一時的に活動を休止しました。彼女たちの名前は、CynthiaとTiaraを組み合わせたものであり、独自のスタイルと魅力を持ち続けています。
バンドの結成と初期の活動
Cyntiaは、2011年の秋にLIV MOONのミュージックビデオで共演したYUIとKANOKOを中心に、
東京都で結成されました。同年夏にはAIRIとAYANOが加入し、彼女たちを中心に楽曲制作がスタートしました。
11月には、オーディションを経てSAKIが加入し、5人編成になりました。
2012年4月28日、彼女たちはシングル「Run to the Future」をBright Star Recordsからリリースし、
オリコンデイリーシングルランキングで28位を記録しました。しかし、その後AIRIが体調不良により脱退し、LAZYgunsBRISKYのAZUがサポートメンバーとしてバンドに参加しました。
メジャーデビューと活動の拡大
Cyntiaは、
2013年1月6日に
KARAの
東京ドーム公演で
バックバンドとして出演し、同年
3月20日にはアルバム『Lady Made』を119ヶ国のiTunesで配信して世界同時にメジャーデビューを果たしました。また、7月には
浜田麻里の「Return to Myself 〜しない、しない、ナツ。」のカバーをメジャー第1弾シングルとしてリリースしました。
2015年4月には、リーダーでドラムス担当のKANOKOが脱退し、以降は4人編成での活動を続けました。
2016年10月には、AldiousやRamiらが所属する「Village Again Association」にレーベルを移籍し、
12月14日に4人体制になってから初めてのアルバム『Urban Night』をリリースしました。
休止と再始動
2017年12月26日、YUIがフォーカル
ジストニアと診断され、メンバーやスタッフの協議の結果、Cyntiaは無期限の活動休止を発表しました。しかし、
2018年10月26日にはYUIの体調が回復し、活動再開を公式サイトで発表しました。これにより、ファンたちは再び彼女たちのパフォーマンスを楽しむことができるようになりました。
メンバーと作品
Cyntiaのメンバーは、YUI、KANOKO、AZU、SAKIの4人となっています。これまでにリリースした作品はシングル、アルバム、映像作品など多岐にわたります。特に、彼女たちの楽曲は多くのファンに支持されており、高い評価を得ています。
ラジオ活動
彼女たちはまた、ラジオ番組『Cyntia魂』を毎週火曜日の深夜に放送しており、リスナーと直接交流できる機会を提供しています。この番組は、彼女たちの音楽活動や最新情報を発信する重要なプラットフォームとなっています。
まとめ
Cyntiaの歩みは、メンバーの変遷や活動の休止など波乱に満ちたものでしたが、彼女たちはその都度新たな挑戦をし続けてきました。彼女たちの音楽やパフォーマンスは、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。