DRAGO CORSE

DRAGO CORSE（ドラゴ・コルセ）

DRAGO CORSEは、道上龍が主導する日本のレーシングチームです。2014年に設立され、公式に活動を開始しました。チーム名の「DRAGO」は日本語で「龍」を意味し、「CORSE」はイタリア語でスピードや競争を指します。道上は現役のレーシングドライバーであり、若手ドライバーの育成にも力を入れています。

設立の背景

道上は自身がレーシングカートチームを運営しながら、新たな才能を見いだし、育てる取り組みを行っていました。その経験を基に、世界レベルで通用するドライバーを育成するためにDRAGO CORSEを設立しました。設立初年度の2014年にはスーパーフォーミュラに参加し、カーナンバー34を使用しました。この番号は道上の実家のカートショップに由来しており、特に家族との絆を強調したものでもあります。

各年の活動

2015年～2016年

2015年からはスーパーフォーミュラにフル参戦し、元SUPER GTのチームメイト小暮卓史をドライバーに起用しました。同年、SUPER GTにも参戦を果たし、オリバー・ターベイを共に迎え入れました。2016年には、スーパーフォーミュラの継続参戦を続けながら、SUPER GTでは武藤英紀をドライバーとして起用。11月にはスーパーフォーミュラとSUPER GT共に活動終了を発表しました。

2017年～2018年

2017年には全日本F3へ復帰し、「ThreeBond Racing with Drago corse」というチーム名で再出発しました。2018年からはホンダ・NSX GT3を使用し、SUPER GTのGT300クラスへも参戦。道上はドライバーとしても活躍し、大津弘樹とコンビを組む形で競技に取り組みました。

2020年以降の取り組み

2020年からはスリーボンドと協力し、再びスーパーフォーミュラに参戦。タチアナ・カルデロンをドライバーに迎え入れ、魅力あるレースを展開しました。また、TCRジャパンシリーズにも参加し、さらなる挑戦を続けました。

2022年の変遷

2022年には、株式会社クレアーレとのコラボレーションにより「BUSOU Drago CORSE」としてSUPER GTに参戦。日産・GT-R NISMO GT3を駆り、柳田真孝と井出有治のコンビで活動。レースでは第2戦にて2位を獲得するなどの成果も見られましたが、契約解除により参戦休止を余儀なくされました。後に復帰を目指していましたが、欠場となりました。

2023年の活動

2023年にはSUPER GTへの参戦を一時休止し、2024年シーズンに向けての準備を進めています。それと同時に、スーパーフォーミュラでは、かつてのメインスポンサーであるスリーボンドが活動を支えています。

結論

DRAGO CORSEは、道上龍の情熱と家族の絆、若いドライバーの育成と技術の向上に注力したチームです。その成長と今後の活動には、レーシングファンとして大いに注目したいところです。

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