Ezplusコントローラ

ezplusコントローラについて

ezplusコントローラは、株式会社HORIがKDDIおよび沖縄セルラー電話の各auブランドの携帯電話端末向けに開発したゲームコントローラです。auのサービスであるEZアプリ(Java)向けのゲームを、より快適にプレイできるように操作性の向上を目的として開発されました。

概要と仕様

このコントローラは、任天堂のスーパーファミコンのコントローラを彷彿とさせるデザインで、左側に十字キー、右側に4つのボタンが配置されています。さらに、左右の上隅には電源スイッチとEZwebキーも内蔵されています。十字キーは携帯電話内蔵の上下左右キーに、ボタンはそれぞれソフトキー1、2、決定キー、クリアキーに対応します。テンキーを使用するゲームについては、ソフトウェア側での対応が必要です。auのウェブサイトでは、ezplusコントローラ向けソフトウェア開発者向けの資料が公開されています。

コントローラ自体の電源には、CR2032ボタン電池を2個使用します。当初は、cdmaOne 5000シリーズ、3000シリーズ、C452CAの3機種のみが対応機種でしたが、現在ではCDMA 1X WIN端末やBREW端末でも、電気的な互換性があるため、多くの機種で接続して使用できます。

キーの反応速度は非常に高く、HORIのイージーパレットよりもレスポンスが高いとされています。携帯電話のキーでは操作が難しいアクションゲームも、このコントローラを使えば快適にプレイできます。省電力機能として、5分間ボタン操作を行わないと自動的に電源が切れます。

特徴

ezplusコントローラの特徴的な点は、携帯電話をコントローラの中央部分に合体できる構造です。バネとゴム素材で携帯電話を挟み込んで固定でき、フリップタイプの携帯電話をフリップした状態で装着すると、携帯ゲーム機のような形状になります。これにより操作性が向上しますが、物理的に装着できない機種（C451Hなど）も存在します。

現在、国内の携帯電話向けゲームコントローラとして、ezplusコントローラに匹敵する製品は存在しません。携帯電話向けのゲームを、コンシューマーゲーム機のようなコントローラで楽しめることは、EZアプリの大きな強みとなっています。

操作可能なアプリ

ezplusコントローラで操作可能なアプリは多数存在します（公証、非公証問わず）。ただし、Flashゲームや一部のキー操作を携帯電話本体で行う必要があるもの、また、コントローラ併用によって弊害が発生するアプリなどは除きます。

接続可能なau携帯電話

ezplusコントローラを接続して使用できる携帯電話も多数あります（公証、非公証問わず）。ただし、端末の各操作が可能でもJAVAまたはBREWアプリに対応しない端末は除きます。部分的に改修が必要な場合や、特筆すべき内容は備考欄に記載します。

関連項目

au (携帯電話)
EZアプリ ([[Java)]]
BREW

外部リンク

au技術情報 > EZアプリ ([[Java)]] - ウェイバックマシン（2002年10月1日アーカイブ分）

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