F504iS

富士通 mova F504iSについて

[富士通]]製のNTTドコモの携帯電話][[端末「F504iS」は、F504iをベースに改良を加え、Fシリーズ初のカメラ付きモデルとして登場しました。

デザイン

デザインはF504iから大きく変更され、当時他社でも一般的になりつつあった中ヒンジアンテナを採用しています。これにより、よりスタイリッシュで洗練された印象になりました。

カメラ機能

この機種の大きな特徴は、背面とメインディスプレイ右上の2箇所に11万画素のCCDカメラを搭載している点です。メインカメラでは、最大30分間のMPEG-4形式の動画撮影が可能で、当時としては先進的な機能でした。

販売状況と特徴

504iSシリーズの中では最後に発売されたモデルですが、同時期に人気を集めていたN504iSやP504iSと比較すると、販売は低迷しました。そのため、これらの人気機種よりも早く生産が終了し、入手困難なモデルとなりました。また、富士通のmova端末としては、最初で最後のサブカメラ付き機種としても知られています。

歴史

2002年9月25日：電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号A02-0770JP、J02-0094）。
2002年10月9日：テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号01WAA1043）。
2002年12月26日：正式発表。
2002年12月27日：発売開始。
2012年3月31日：movaサービス終了に伴い、利用不可となりました。

関連情報

F504i：F504iSのベースとなったモデル。
F505i：F504iSの後継機種。

外部リンク

F504iS 富士通
* ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ F504iS（ケータイWatch 2003年1月8日）


F504iSは、当時としては珍しいデュアルカメラを搭載するなど、先進的な機能を持つモデルでした。しかし、市場のニーズとのミスマッチにより、短命に終わってしまいました。それでも、富士通のmova端末における特徴的なモデルとして、その存在は記憶されるべきでしょう。

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