FM久米島

FM久米島株式会社（エフエムくめじま）

FM久米島株式会社は、沖縄県の久米島町を中心に超短波放送を行う特定地上基幹放送事業者です。2012年に開局したこの放送局は、「FMくめじま」という愛称で親しまれており、地域の音楽や情報を提供するコミュニティFMとして活躍しています。

概要

FM久米島のシンボルマークは、島の豊かな自然を象徴する蝶をイメージしたデザインで、公募によって選ばれました。マークには「くめじま」という文字があしらわれており、島の思いを表現しています。本社は仲泊の具志川農村環境改善センター内に位置し、スタジオと送信所はそれぞれの役割を果たしています。送信所は上江洲冨祖原にあり、放送区域は久米島町の一部地域、奥武島、そしてオーハ島を含んでいます。

FM久米島は、特定地上基幹放送局として、89.7MHzの周波数で80Wの空中線電力を誇ります。この出力はコミュニティ放送局としては珍しく、日本国内では最大級のものです。特に、開局当初から20Wを超える出力で運営されているのはFM久米島が初めてのケースです。また、インターネットを通じての配信も行っており、SimulRadioやFM++を利用して24時間放送を実施しています。一部時間帯では、FMレキオやFM21の番組も放送され、リスナーは多彩なコンテンツを楽しむことができます。

沿革

FM久米島の歴史は、2012年1月24日の特定地上基幹放送局の予備免許取得から始まります。その後、4月20日に正式に免許を取得し、4月21日に開局を迎えました。2013年にはインターネット配信を開始し、2018年にはさらにFM++による配信もスタートしました。2022年には日本コミュニティ放送協会に加盟し、地域メディアとしてのネットワークも広がっています。

主な番組

FM久米島では、地域に特化した多様なプログラムが放送されています。例えば、「くめじまTime」は複数の時間帯で放送され、島内のイベントやコミュニティ活動などに焦点を当てた内容をお届けしています。「ラジオ広報ハイサイ！くめじま」は、平日の日中に放送され、地域の最新情報をリスナーに提供しています。

外部リンク

更なる情報はFM久米島の公式サイトやSNSを通じてご確認ください。公式サイトやYouTubeチャンネルでは、最新の配信情報や特別プログラムのアーカイブも見ることができます。また、Twitterでは地元のランチ情報なども発信しています。ぜひチェックしてみてください！

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