Favorite (アルバム)

アルバム『favorite』の概要

加藤いづみの初アルバム『favorite』は、2008年2月6日にOTOTOY/g-strings recordsからリリースされました。この作品は、彼女がこれまでに心に残った名曲をカバーしたカバーアルバムです。収録されている楽曲は、1960年代から1990年代にかけての日本の音楽シーンを彩った名曲ばかりで、多くのリスナーにとって懐かしさと新しさの両方を楽しめる内容となっています。

収録曲とその解説

アルバムには12曲が収められており、それぞれが個性豊かなアーティストによる楽曲のカバーです。以下に収録曲とそのオリジナル情報を紹介します。

1. 中央線
作詞・作曲：MIYA
THE BOOMが1996年にリリースした19thシングルのカバーです。加藤いづみの独自の解釈が感じられます。

2. 風をあつめて
作詞：松本隆、作曲：細野晴臣
はっぴいえんどの1971年の名曲のリメイク。オリジナルの雰囲気を保ちながらも、彼女の声が新たな風を吹き込んでいます。

3. 初恋
作詞・作曲：村下孝蔵
1983年の村下孝蔵の名作を丁寧に歌い上げています。

4. 赤い花白い花
作詞・作曲：中林三恵
彼女の透明感のある声が楽曲の情感を一層引き立てます。

5. 地球はメリーゴーランド
作詞：山上路夫、作曲：日高富明
ガロの1972年のヒット曲。

6. どんなときも。
作詞・作曲：槇原敬之
シンプルで力強いメロディが印象的な楽曲。

7. 守ってあげたい
作詞・作曲：松任谷由実
この曲も彼女ならではの優しい解釈が光ります。

8. この空を飛べたら
作詞・作曲：中島みゆき
加藤登紀子の1978年の作品のリメイクです。

9. フレンズ
作詞：Nokko、作曲：土橋安騎夫
80年代の名曲を今の視点で再解釈しています。

10. 悲しみにさよなら
作詞：松井五郎、作曲：玉置浩二
安全地帯による1985年の名曲で、切なさが漂うサウンド。

11. 恋はみずいろ
作詞：ピエール・クール、作曲：アンドレ・ポップ
1967年の西洋のポピュラーソングで、日本語版の魅力が引き立つ。

12. 今日までそして明日から
作詞・作曲：吉田拓郎
吉田の1971年の作品を新たにアレンジしたもの。

13. 見上げてごらん夜の星を
作詞：永六輔、作曲：いずみたく
伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズの名作をカバー。

このアルバムは、ただのカバーにとどまらず、加藤いづみの独自のスタイルで生まれ変わった名曲たちが楽しめる一枚です。ファンの方だけでなく、新しい音楽ファンにもおすすめの作品です。公式サイトにも情報が掲載されていますので、詳細はそちらをご覧ください。

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