GANGA ZUMBA

GANGA ZUMBA（ガンガ・ズンバ）

GANGA ZUMBAは、THE BOOMのボーカリスト宮沢和史が中心となって結成されたバンドです。その音楽性は、ブラジル音楽を基調としながらも、メンバーそれぞれのルーツや音楽的背景が複雑に絡み合い、独自のサウンドを生み出しています。バンド名の由来は、植民地時代のブラジルで逃亡奴隷の自治組織を率いた人物、ガンガ・ズンバに由来します。

結成の背景

GANGA ZUMBAの母体となったのは、宮沢和史が「MIYAZAWA-SICK」名義で行ったソロツアーです。このツアーでは、ヨーロッパや中南米など世界各地を巡り、現地のミュージシャンと交流を深めました。その中で出会ったメンバーが中心となり、GANGA ZUMBAが結成されました。特に、ブラジルで出会ったマルコス・スザーノとフェルナンド・モウラは、宮沢のソロアルバム制作にも参加しており、バンド結成の重要なキーパーソンとなりました。

バンドの活動

2006年8月2日、1stミニアルバム『HABATAKE!』でメジャーデビューを果たしました。このアルバムに収録された「HABATAKE!」は、2006 FIFAワールドカップのパブリックビューイングテーマソングに、「楽園」はアサヒ「旬果搾り」のCMソングに起用され、話題を呼びました。同年11月には、2ndミニアルバム『DISCOTIQUE』をリリース。精力的に活動を行いましたが、2009年3月18日に初のベストアルバム『GZ BEST TRACKS 〜Essential Live Sounds〜』を発売後、GANGA ZUMBAとしての活動を休止しました。

音楽性

GANGA ZUMBAの音楽は、ブラジルのリズムやメロディーをベースにしつつも、多様な音楽的要素が融合した、ジャンルにとらわれない独自のサウンドが特徴です。宮沢の力強いボーカルを軸に、パーカッション、ギター、ベース、キーボード、トランペットなど、多彩な楽器が織りなすアンサンブルは、聴く者を魅了します。

メンバー

GANGA ZUMBAは、宮沢和史のソロ活動を支えたミュージシャンを中心に、国際色豊かなメンバーで構成されています。

宮沢和史（みやざわ かずふみ）：ボーカル。THE BOOMのボーカリストとしても知られる。
高野寛（たかの ひろし）：ギター。ソロアーティストとしても活躍。
TATSU：ベース。
今福"Hook"健司（いまふく・フック・けんじ）：パーカッション。
マルコス・スザーノ：パーカッション。
フェルナンド・モウラ：キーボード。
ルイス・バジェ：トランペット。
クラウディア大城（クラウディア おおしろ）：コーラス。
土屋玲子（つちや れいこ）：二胡、バイオリン。
宮川剛（みやがわ つよし）：ドラム（2006年11月30日より参加。後に正式加入）

元メンバー

Genta：ドラム （2006年12月31日を以て脱退）

ディスコグラフィー

GANGA ZUMBAは、以下の作品をリリースしています。

シングル

シェゴウ・アレグリア!〜歓喜のサンバ〜
足跡のない道／きみはみらい（CM Version）

フルアルバム

UM
GANGA ZUMBA

ミニアルバム

HABATAKE!
DISCOTIQUE

ベストアルバム

GZ BEST TRACKS 〜Essential Live Sounds〜

DVD

GANGA ZUMBA SUMMER SESSION UM LIVE at SHIBUYA-AX

タイアップ

GANGA ZUMBAの楽曲は、様々なメディアで使用されました。

HABATAKE! - 2006 FIFA WORLD CUP PUBLIC VIEWINGテーマソング
楽園 - アサヒ「旬果搾り」CMソング
シェゴウ・アレグリア!〜歓喜のサンバ〜 - TBS系列「チューボーですよ!」エンディングテーマ
きみはみらい - KUMON CMソング

出演イベント

GANGA ZUMBAは、数々の音楽フェスティバルやイベントに出演しました。

FUJI ROCK FESTIVAL '06
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO
COUNTDOWN JAPAN 06/07
FM802 MEET THE WORLD BEAT 2007
SUMMER SONIC 2007
ベリテンライブ
ARABAKI ROCK FEST.08
WORLD HAPPINESS 2008
LIQUIDROOM 4th ANNIVERSARY
WORLD HAPPINESS 2011（「宮沢和史 as GANGA ZUMBA」として出演）

外部リンク

GANGA ZUMBA公式サイト
宮沢和史公式サイト'>宮沢和史公式サイト
高野寛公式サイト'>高野寛公式サイト

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