宮川剛

宮川剛（みやがわ つよし）は、1970年6月5日生まれの日本のドラマー、パーカッション奏者です。長崎県出身で、血液型はAB型、星座は双子座です。

来歴

中学生時代にイエロー・マジック・オーケストラのコピーバンドでドラムを始めたことをきっかけに、音楽の世界に足を踏み入れました。九州芸術工科大学在学中には、藤山英一郎氏や原田迅明氏に師事し、ジャズドラマーとしての研鑽を積みました。その後、活動の拠点を東京に移しました。

2003年から2006年まで、宮川氏は忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSのメンバーとして活躍しました。この時期の活動は、彼の音楽キャリアにおいて重要なターニングポイントとなりました。2005年以降は、小澤敏也氏らとともにpikaia pandeiro special（ピカイア・パンデイロ・スペシャル）というユニットで活動を開始。パンデイロという楽器の可能性を追求する活動を行いました。2007年にはGANGA ZUMBAの正式メンバーとなり、高野寛氏のソロ活動もサポートするなど、幅広いジャンルで活躍しています。

また、近藤房之助氏のツアーではレギュラーメンバーとして、さらに近藤氏が率いるB.B.クィーンズのサポートドラマーも務めるなど、多様な音楽活動を展開。特筆すべきは、マルコス・スザーノ氏から直接指導を受けたパンデイロの演奏です。彼は、独自の演奏スタイルを確立し、その才能を高く評価されています。

担当楽器

宮川氏が演奏する楽器は多岐にわたります。メインの楽器であるドラムセットは、10数台のヴィンテージドラムセットを所有し、楽曲によって使い分けています。その他、パンデイロ、タンバリン、カウベル、ツリーチャイム、トライアングル、ブラジリアンパーカッションなど、多種多様な楽器を演奏します。

サポートアーティスト・繋がりのあるミュージシャン

宮川氏は、多くのアーティストのサポートや共演を行っています。Aimer、忌野清志郎、GANGA ZUMBA、マルコス・スザーノ、宮沢和史、高野寛、TATSU、今福健司、フェルナンド・モウラ、ルイス・バジェニージャ、大城クラウディア、土屋玲子、樽木栄一郎、桷エイチロ、森広隆、及川光博、石井竜也、いきものがかり、河村隆一、倖田來未、矢野顕子、山崎まさよし、近藤房之助、加藤エレナ、中山うり、福澤和也、角田隆太、南勇介、サカモトジャイ庵、田中歩、上野洋、岡部量平、黒川紗恵子、久和田佳代、TOYONO、渡辺剛、鈴木圭、ミナクマリ、小澤敏也、渡辺隆雄、厚見玲衣、片山広明、三宅伸治、中村キタロー、江川ゲンタ、梅津和時、中西文彦、安藤朋子、永山マキ、イシイタカユキ、zerokichi、中路英明、織田祐亮、キナコ、GANMI-H゜（ガンミッチ）、今出宏、永見行崇、Small Circle of Friends、cruyff in the bedroom、阿部真央、THE 野党、YUKI、渡辺美里、太田裕美、鈴木茂、沼澤尚、大澤誉志幸、山下久美子、松田聖子、THEATRE BROOKなど、ジャンルを問わず幅広いアーティストと関わっています。

参加アルバム

宮川氏が参加したアルバムも多数あります。樽木栄一郎の「iro dori」、森広隆の「いいんです」、中山うりの「鰻」と「マホロバ」、久和田佳代の「マルガリータ」、キナコの「小麦物語」、安藤朋子の「ドキソワーズ」などがあります。これらのアルバムを通して、彼の卓越した演奏技術と音楽センスを堪能することができます。


宮川剛は、ドラマーとしてだけでなく、パーカッション奏者としてもその才能を発揮し、日本の音楽シーンを牽引する存在の一人です。

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