Hide SINGLES 〜Junk Story〜

『hide SINGLES 〜Junk Story〜』は、2002年7月24日にユニバーサルミュージックからリリースされた、hideの2枚目のベストアルバムです。このアルバムは、hideが発表した数々のシングルA面曲を、リマスタリングを施して年代順に収録したもので、彼の音楽キャリアを網羅的に振り返ることができる作品となっています。

初回限定盤には、未発表写真を含むスペシャルパッケージが採用され、ファンにとっては貴重なコレクターズアイテムとなりました。また、全曲がHDCDに対応しており、高音質でhideの楽曲を楽しむことができます。

収録曲は、hideのソロ活動を代表するシングル曲が網羅されています。

1. 「EYES LOVE YOU」：1stシングル。hideのソロ活動の幕開けを飾った楽曲です。
2. 「50%&50%」：2ndシングル。キャッチーなメロディが印象的なナンバーです。
3. 「DICE」：3rdシングル。ロックンロールの要素を取り入れたアグレッシブな楽曲です。
4. 「TELL ME」：4thシングル。hideの多様な音楽性が表れた一曲です。
5. 「MISERY」：5thシングル。メロディアスなサビが特徴的な人気曲です。
6. 「Beauty & Stupid」：6thシングル。挑発的な歌詞とサウンドが魅力です。
7. 「Hi-Ho」：7thシングル両A面の一曲目。明るくポップなサウンドが特徴です。
8. 「GOOD BYE」：7thシングル両A面の二曲目。切ないメロディが心に響くバラードです。
9. 「ROCKET DIVE」：8thシングル。hideの代表曲の一つで、ライブでも定番の盛り上がりを見せるナンバーです。
10. 「ピンク スパイダー」：9thシングル。hideの音楽性が凝縮された、ファンに人気の高い楽曲です。
11. 「ever free」：10thシングル。疾走感溢れるサウンドと、前向きな歌詞が特徴です。
12. 「HURRY GO ROUND」：11thシングル。hideの死後にリリースされた、感動的なバラードです。
13. 「TELL ME (hide with Spread Beaver)」：12thシングル。hide with Spread Beaver名義でリリースされた楽曲です。
14. 「In Motion」：13thシングル。デジタルサウンドを取り入れた実験的な楽曲です。
15. 「Junk Story」：未発表曲。このアルバムで初めて収録された貴重な楽曲です。
16. 「COMMENT (Aug 10th,1995)」：1995年8月10日に録音されたhideのコメントで、ヘヴィメタルのギターリフ、ヒップホップ系のドラムループ、インダストリアル風のシンセベース、DJスクラッチなど、多様な要素が組み合わされたミクスチャー・ロックに乗せて、hide自身のトークが収録されています。この楽曲は、1995年10月に開催された「X JAPAN写真展」のhideのコメントビデオ用のBGMとして使用されました。また、この楽曲は、後のZilchの「Electric Cucumber」の原型となったことでも知られています。

このアルバムは、hideのソロ活動の軌跡を辿る上で欠かせない作品であり、彼の音楽的な才能と革新性を改めて感じることができるでしょう。

もう一度検索