INPEX新潟ビルディング

INPEX新潟ビルディング

INPEX新潟ビルディングは、新潟県新潟市中央区に所在する株式会社INPEXのオフィスビルです。以前この場所にあった新潟帝石ビルディングの跡地に建設され、2024年11月に竣工しました。本稿では、前身である新潟帝石ビルディングについても触れ、その歴史と変遷を辿ります。

概要

東大通り（新潟県道33号新潟停車場線）に面したINPEX新潟ビルディングは、鉄筋コンクリート構造の地上10階建てで、延床面積は19,289平方メートルを誇ります。ビルの1階には、最大7店舗が入居可能な飲食店スペースが設けられ、2階から7階は企業のオフィスフロアとなる予定です。

歴史

新潟帝石ビルディング

1958年に新潟駅が現在の場所に移転した後、その3年後の昭和36年'>[1961年]に新潟駅前の東大通沿いに新潟帝石ビルディングが竣工しました。昭和45年'>[1970年]からは立体駐車場の営業も開始。2002年にはリニューアル工事、2006年には耐震工事を実施し、建物の維持に努めました。

ビルは本館と別館で構成され、東大通に面した本館は鉄筋コンクリート構造の5階建てで、延べ床面積は約9450平方メートル。敷地内には2階建ての別館（約950平方メートル）と駐車場がありました。敷地面積全体は約2900平方メートルでした。2006年に帝国石油と国際石油開発が経営統合し、国際石油開発帝石（現INPEX）が誕生。その子会社であるインペックスビジネスサービスが土地と建物を所有し、INPEXが事務所を構えるとともに、賃貸オフィスビルとして運営されていました。2019年3月時点で39社が入居していましたが、老朽化を理由に建て替えが決定し、2021年12月末に営業を終了しました。その後、2022年2月に解体工事が始まり、跡地にINPEX新潟ビルディングが建設されることとなりました。

沿革

昭和36年'>[1961年]：新潟帝石ビルディング竣工
昭和45年'>[1970年]：立体駐車場営業開始
[2002年]：リニューアル
2021年令和3年'>[12月]：新潟帝石ビルディング営業終了
令和4年'>[2022年]2月：解体着手
令和4年'>[2022年]9月：INPEX新潟ビルディング建設着工
令和6年'>[2024年]11月26日：INPEX新潟ビルディング竣工、12月入居開始

アクセス

JR新潟駅万代口より徒歩2分
バス停「新潟駅」徒歩1分

その他

新潟駅万代口広場は手狭なため、ロータリー内にすべての路線バスが乗り入れることができません。そのため、高速バスと朝ラッシュ時の一部路線バスの降車場がINPEX新潟ビルディング前に設けられています。詳細については、新潟駅または新潟交通のバス路線一覧をご参照ください。

脚注

INPEX新潟ビルディング - 公式ウェブサイト

関連項目

新潟日報メディアシップ
マルタケビル
第五マルカビル

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