ISW11K

DIGNO ISW11Kについて

DIGNO ISW11Kは、京セラが日本市場向けに開発したAndroidスマートフォンです。このモデルは、KDDIおよび沖縄セルラー電話が展開するauブランドのISシリーズに属しており、CDMA 1X WINおよび+WiMAXに対応しています。製造型番はKYI11であり、2011年に発表されました。

特徴と仕様

DIGNO ISW11Kは京セラにとって初めてのAndroid搭載スマートフォンであり、国内向けスマートフォンとしては初めて+WiMAXに対応した製品です。名称の「DIGNO」はポルトガル語で「価値のある」「優れる」という意味があります。ディスプレイには有機ELが使用されており、鮮やかな映像体験を提供します。

このスマートフォンはIPX5/7の防水機能を備えており、悪天候でも安心して使用可能です。また、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信といった、日本国内で特に需要の高い機能も多く搭載されています。さらに、京セラのフィーチャーフォンで人気の「すぐ文字」機能があり、GmailやFacebookなどの投稿に便利です。

音楽や通話の接続には3.5mmのイヤホンジャックは搭載されておらず、microUSB端子を通じて接続する変換アダプターやBluetoothレシーバーが必要です。この端末は2011年12月の時点で、au向けスマートフォンの中でも最も薄い部類に入るもので、デザイン性にも優れています。

歴史と展開

DIGNO ISW11Kは2011年9月26日に公式発表され、同年11月には連邦通信委員会の認可を受け、1[[1月29日]]には北海道、関東、中部、北陸、関西、四国にて先行発売が開始されました。その後、東北や中国、九州、沖縄地区でも順次販売が行われ、2012年にはフィーチャー・フォン向けのUI風メニューへの対応が追加されるなど、ユーザーの要望に応じたアップデートも実施されています。

販売が終了した地域もあるものの、DIGNO ISW11Kは多くのユーザーに愛され続け、Android環境での利用を促進してきました。この間、いくつかの不具合への対策やバージョンアップが行われ、より快適な使用環境が提供されています。

プリインストールアプリと機能

このスマートフォンは、さまざまなプリインストールアプリを搭載し、ユーザーはすぐに多彩な機能を享受できます。SkypeやYouTubeをはじめ、GREEマーケットやじぶん銀行、Facebookなど、日常生活で便利なアプリが揃っており、特にモバイルコンテンツの利用に最適です。しかし、PC向けWebブラウザが標準装備されていますが、携帯向けサイトEZWebにはアクセスできない制限があります。

まとめ

DIGNO ISW11Kは、京セラの技術力とユーザーのニーズに応えた国産のAndroidスマートフォンであり、多くの先進機能を搭載しています。防水性や多彩な通信機能に加えて、国内向けの便利なアプリが充実しており、日々の生活をより豊かにする一端を担っています。

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