+WiMAXとは？意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

+WiMAXとは

+WiMAXは、KDDIと沖縄セルラー電話が展開するauブランドのCDMAネットワークに加え、UQコミュニケーションズが提供するモバイルWiMAXネットワークを利用可能にするサービスでした。KDDIと沖縄セルラー電話は、MVNOとしてUQコミュニケーションズからモバイルWiMAXネットワークを借り受け、サービスを提供していました。

通信速度はUQコミュニケーションズと同様で、下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbps（端末によっては10Mbps）でした。一方で、UQコミュニケーションズがKDDIのMVNOとしてCDMA 1X WINネットワークとデュアルモードでモバイルWiMAXを提供するサービスは「WiMAX+au」と呼ばれていました。

概要

+WiMAXは、auのCDMAサービスとUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス（UQ [[WiMAX]]）を1つの端末で利用できるサービスでした。これにより、モバイルWiMAXエリア内では高速通信を利用でき、サービスエリアの広いCDMAネットワークも利用できるというメリットがありました。

+WiMAX対応のスマートフォン端末はテザリング機能を搭載しており、CDMAネットワークとモバイルWiMAXネットワークのどちらでも利用できました。ただし、CDMAネットワークでの通信に限っては、過去3日間のデータ通信量が300万パケットを超えると通信速度が制限される場合がありました。

+WiMAXは、LTEサービスが開始されるまでの繋ぎとして、2012年夏モデルまでの発売となりました。その後、2012年秋以降のモデルからはau 4G LTEサービスの開始に伴い、+WiMAX対応端末は発売されなくなりました。しかし、UQコミュニケーションズによるWiMAX 2+サービスの開始に伴い、+WiMAXとLTEとのトライモード端末であるHWD14が2013年に発売されました。この時のサービス名称は「WiMAX 2+オプション」とされ、+WiMAXとは区別されました。

なお、UQコミュニケーションズが提供するWiMAXサービスの終了に伴い、+WiMAXは2020年3月31日にサービスの提供を終了しました。

料金

データ端末向けとスマートフォン向けに提供されていました。

モバイルWiMAXを利用した月のみ、+WiMAX利用料として525円（2012年1月までは無料）が必要で、加えてパケット通信料がかかりました。+WiMAXの利用料は、端末でモバイルWiMAX通信をすると自動的に課金される仕組みで、事前にショップなどで契約する必要はありませんでした。

サービスエリア

モバイルWiMAXが利用できるエリアは、UQコミュニケーションズのサービスエリアであり、auのサービスエリアとは大きく異なっていました。そのため、ホームページでは通常のエリアマップとは別に、モバイルWiMAX対応エリアが用意されていました。

対応端末

端末によってCDMAネットワークとモバイルWiMAXネットワークでの通信速度が異なりました。

- ●印はWIN HIGH SPEED対応
- ▲印はモバイルWiMAXの上り15.4Mbps対応
- ★印はWiMAX 2+オプション対応端末
- ☆印はUQコミュニケーションズからも発売された端末

スマートフォン

IS[[W11HT]]（CDMA HTI11）
ISW11F（CDMA FJI11）●
IS[[W11K]]（CDMA KYI11）●▲
ISW12HT（CDMA HTI12）
ISW11M（CDMA MOI11）▲
ISW11SC（CDMA SCI11）
ISW13HT（CDMA HTI13）▲
ISW16SH（CDMA SHI16）●▲
ISW13F（CDMA FJI13）●▲
[[URBANO PROGRESSO]]（CDMA KYY04）●▲

モバイルWi-Fiルーター

DATA08W（CDMA HWD08）▲☆
HWD13（CDMA HWD13）▲☆
HWD14★☆
HWD15★☆

USB通信端末

DATA01（CDMA HID01）
DATA03（CDMA HID03）

ExpressCard／34通信端末

DATA02（CDMA HID02）
DATA04（CDMA HID04）

+WiMAX

+WiMAXとは

概要

料金

サービスエリア

対応端末

関連項目

外部リンク