2010年7月31日、
東京都新宿区
歌舞伎町の
新宿FACEにて、女子
総合格闘技団体「
JEWELS」が主催する9回目の大会、
JEWELS 9th RINGが開催されました。この大会では、初代ライト級(-52kg)の女王を決定するためのトーナメントが開幕し、多くの注目を集めました。
大会の概要
大会の目玉であるトーナメントは、1回戦に4試合が組まれ、計8名の選手が優勝を目指して熱戦を繰り広げました。特に、トーナメントの優勝候補とされていた
石岡沙織選手が初戦で能村さくら選手と対戦しましたが、意外な結果となり0-3の判定で敗れ、トーナメントからの脱落を余儀なくされました。
一方、能村選手は勝利を収めるとともに、他の出場選手の中では
ハム・ソヒ、
長野美香、
浜崎朱加選手も12月に行われる決勝大会への進出が決まり、次の戦いに期待がもたれます。また、プロレスとしても活躍していた
エスイ選手が
総合格闘技に初挑戦する場面がありましたが、超弁慶選手に腕ひしぎ十字固めで敗れ、厳しいプロデビューを経験しました。
試合結果
この大会では、各試合ごとの結果もお伝えします。
第1試合
- - ルール: JEWELS公式ルール -56kg契約 5分2R
- - 結果: 村田恵実選手がHARUMI選手に腕ひしぎ十字固めで勝利(1R 1:08)。
第2試合
- - ルール: JEWELS公式ルール -52kg契約 5分2R
- - 結果: アミバ選手が深岬パトラ選手に腕ひしぎ十字固めで勝利(2R 2:27)。
第3試合
- - ルール: JEWELS公式ルール -48kg契約 5分2R
- - 結果: 関友紀子選手がMIYOKO選手にチョークスリーパーで勝利(2R 0:50)。
第4試合
- - ルール: JEWELS公式ルール -63kg契約 5分2R
- - 結果: 超弁慶選手がエスイ選手に腕ひしぎ十字固めで勝利(1R 4:34)。
第5試合
- - ルール: シュートボクシングルール -53kg契約 2分3R(延長2R)
- - 結果: 高橋藍選手がエミNFC選手にTKO(レフェリーストップ:パンチ連打)で勝利(3R 1:19)。
第6試合
- - ルール: JEWELS公式ルール -48kg契約 5分2R
- - 結果: 瀧本美咲選手がリサ・ニュートン選手にチョークスリーパーで勝利(1R 2:10)。
第7試合
- - ルール: JEWELS初代ライト級女王決定トーナメント 1回戦 5分2R
- - 結果: 浜崎朱加選手がイ・ハンソル選手にV1アームロックで勝利(1R 0:48)。
第8試合
- - ルール: JEWELS初代ライト級女王決定トーナメント 1回戦 5分2R
- - 結果: 長野美香選手がセリーナ選手に腕ひしぎ十字固めで勝利(1R 2:52)。
第9試合
- - ルール: JEWELS初代ライト級女王決定トーナメント 1回戦 5分2R
- - 結果: ハム・ソヒ選手が市井舞選手に判定3-0で勝利(2R終了)。
第10試合(メインイベント)
- - ルール: JEWELS初代ライト級女王決定トーナメント 1回戦 5分2R
- - 結果: 能村さくら選手が石岡沙織選手に判定3-0で勝利(2R終了)。
このように、
JEWELS 9th RINGは多くの熱戦が繰り広げられ、女子
総合格闘技界における新たな幕開けを感じさせる大会となりました。