KBS釜山放送総局

KBS釜山放送総局について

KBS釜山放送総局は、韓国放送公社（KBS）の地域放送局の一つであり、釜山広域市と慶尚南道東部を主な放送エリアとしています。1935年に社団法人朝鮮放送協会釜山放送局として開局して以来、ラジオ、テレビ放送を通じて地域社会に貢献してきました。現在は、地上波DMBを含めた多様なメディア展開を行っています。

歴史

1935年、釜山放送局（JBAK）として開局し、ラジオ放送を開始しました。その後、第2放送、テレビ放送、FMラジオ放送、教育ラジオ放送と、時代に合わせて放送サービスを拡充しました。

特筆すべき出来事として、1980年には言論統廃合により、TBC東洋テレビジョン釜山放送を統合したことが挙げられます。これにより、KBS釜山放送局は総合的な放送局としての基盤を確立しました。

2004年には地上デジタルテレビジョン放送を開始し、デジタル時代に対応した放送サービスを提供しています。

組織

KBS釜山放送総局は、以下のチームで構成されています。

編成製作チーム：テレビ番組の制作や番組編成を担当。
報道チーム：ニュース取材や映像取材を担当。
技術チーム：放送技術の管理、中継技術、送出技術を担当。
総務チーム：総務や財源管理を担当。

主な放送チャンネル

デジタルテレビ

第1テレビ（リモコンキーID: 9-1、呼出符号: HLKB-DTV）
第2テレビ（リモコンキーID: 7-1、呼出符号: HLKE-DTV）
EBSテレビ（リモコンキーID: 10-1）

ラジオ

第1ラジオ
第2ラジオ（Happy FM）
音楽FM

地上波DMB

U-KBS

釜山広域市の他の放送局

釜山文化放送（釜山MBC）
KNN（KNN・SBS系列）
基督敎釜山放送
FEBC釜山極東放送
釜山仏教放送

海外の提携局

NHK大阪放送局

その他

KBS釜山放送局は、かつて存在したTBC東洋放送のテレビ局を統合した経緯を持ちます。この統合により、KBS釜山第2テレビジョンが誕生しました。当初は総合編成番組ではなかったものの、後に現在の形となりました。
KBS釜山第1ラジオ放送とKBS蔚山放送局は、かつてKBSワールドラジオの日本語放送を放送していました。これは、夜間に日本でも韓国からの電波が届きやすいことを利用したもので、現在は廃止されています。
NHK大阪放送局と地域放送の協力協定を結んでおり、番組制作などで協力関係にあります。特に、朝鮮通信使400周年の際には、両局で関連番組を制作・放送しました。

外部リンク

KBS 부산방송총국
KBS Busan - YouTubeチャンネル
* KBS Busan 라디오 - YouTubeチャンネル

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