KEIRINグランプリ03

KEIRINグランプリ03

2003年12月30日に京王閣競輪場で開催されたKEIRINグランプリ03は、競輪界の頂点を決める一戦として注目を集めました。優勝賞金は7000万円で、出場選手は熾烈な戦いを繰り広げました。

出場選手

本大会には、以下の選手が出場しました。

[出場選手名1]
[出場選手名2]
[出場選手名3]
[出場選手名4]
[出場選手名5]
[出場選手名6]
[出場選手名7]
[出場選手名8]
[出場選手名9]

補欠選手は小橋正義（新潟）でした。

競走内容

レースは、各選手がそれぞれの戦略を駆使して展開されました。特に、この年は、従来の競輪の慣習であった「ヨーロッパ」という概念を廃止し、公開抽選で枠順が決定されたことが特筆されます。これは、選手の実力に関わらず、平等にチャンスが与えられるようにするための試みでした。

競走結果

レースの結果、山田裕仁選手が優勝し、史上初の2年連続グランプリ制覇を達成しました。また、年間獲得賞金額も2年連続で2億円を突破し、この年の競輪界を席巻しました。

配当金額

配当金は以下の通りです。

[配当金額1]
[配当金額2]
[配当金額3]

エピソード

KEIRINグランプリ02まで適用されていたグランプリポイント制が廃止され、KEIRINグランプリ01までの選考基準に戻りました。ただし、前年覇者の無条件出場はなくなり、代わりに賞金獲得額による出場枠が増加しました。
京王閣競輪場は、この年が初のグランプリ開催地となりました。それまでGIIの開催実績はありましたが、GIの開催実績はありませんでした。京王閣競輪場がグランプリ開催地に選ばれたのは、スタンドの改築による雰囲気の一新や、駅からのアクセスが良いことが理由として挙げられます。その後、京王閣競輪場ではグランプリが3年ごとに開催され、GIも複数回開催されています。
この年の枠順決定は、公開抽選で行われました。従来の競輪では、最も弱いと目される選手を特定の枠に割り当てる慣習がありましたが、この大会では、その慣習が廃止されました。
レース前の選手インタビューでは、9番車の太田選手が村上選手のマークを考えていましたが、2番車の小野選手が先に村上選手のマークを宣言したため、太田選手は競りを嫌って単騎での捲り狙いに変更したというエピソードがありました。
地上波中継は、テレビ東京系列で放送されました。
GP単体の売り上げは70億0269万7500円で、目標の80億円を約10億円下回りました。シリーズ全体の売り上げも目標を下回りました。
優勝した山田裕仁選手は、この年の競輪祭、日本選手権競輪も制覇し、まさに2年連続づくめの年となりました。
2センターから捲り追い込みをかけた吉岡稔真選手が、ゴール線通過後、勝ったと思ってガッツポーズをしてしまうシーンがありました。

関連項目

KEIRINグランプリ

外部リンク

KEIRIN.JP - KEIRINグランプリ03【GP】の出場予定選手の決定について

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