KEIRINグランプリ2010

KEIRINグランプリ2010

KEIRINグランプリ2010は、2010年12月30日に立川競輪場で開催された、その年の競輪界の頂点を決めるレースです。優勝賞金は1億円と高額で、多くの競輪ファンが注目しました。

出場選手

出場選手は、同年12月5日に行われた第52回朝日新聞社杯競輪祭決勝戦終了後に決定しました。選出されたのは、以下の9選手です。

佐藤友和（岩手）
山崎芳仁（福島）
武田豊樹（茨城）
渡邉晴智（静岡）
後閑信一（東京）
村上義弘（京都）
村上博幸（京都）
小野俊之（千葉）
長塚智広（茨城）

補欠選手は山口幸二（岐阜）でした。村上義弘、村上博幸の兄弟での出場も話題となりました。出場選手の選考基準となる取得賞金順位の算定期間は、2010年1月1日から12月5日まででした。

レース展開と結果

レースは佐藤友和が先行し、最終バックで村上義弘が捲りを試みましたが、山崎芳仁に併せられ失敗しました。その直後、村上義弘の後ろにいた村上博幸が、最終コーナーで山崎芳仁の後ろに入り込み、山崎とほぼ並んだ状態でゴール。写真判定の結果、僅差で村上博幸が優勝しました。この優勝は、史上8例目（第1回を除く）となる、グランプリ初出場での初優勝という快挙でした。

配当

配当金については詳細な情報がありません。

エピソード

地上波中継は日本テレビ系列全国ネットで放送され、一部放送局ではCS放送の同時ネットも行われました。大会単体の売上は49億674万100円でした。シリーズ全体の目標売上額は140億円でしたが、3日間の合計売上は128億3728万9500円となりました。

今回の村上博幸の優勝は、近畿地区勢として初のグランプリ制覇となり、第26回にして全国8地区すべてでグランプリ覇者が誕生しました。

関連情報

2010年の自転車競技大会

脚注

注釈はありません。
出典はありません。

外部リンク

* 『KEIRINグランプリ2010シリーズ レポート』　最終日編

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