KEIRINグランプリ2021

KEIRINグランプリ2021

概要

KEIRINグランプリ2021は、2021年12月30日に静岡競輪場で行われた、KEIRINグランプリの第37回大会です。グレードはGP（グランプリ）で、優勝賞金は1億830万円（本賞金は1億330万円）でした。

出場選手

出場選手は、2021年11月23日の第63回朝日新聞社杯競輪祭決勝戦終了後に決定しました。選考は、当年11月23日時点での取得賞金順位に基づいて行われました。

成績

競走成績

12月30日（木）に開催されました。

配当金額

複式と単式の配当金は以下の通りです（具体的な金額は省略）。

レース概要

レースの詳細な内容は省略します。

エピソード

静岡競輪場での開催は、2018年のKEIRINグランプリ以来3年ぶり2回目でした。
優勝賞金は2年ぶりに増額され、グランプリ史上初めて本賞金のみで1億円を突破しました。これはボートレースの賞金王決定戦競走の優勝賞金を上回るものでした。なお、副賞を含めた総額は1億830万円です。
COVID-19の影響により、入場制限を実施した上で開催されました。一般入場は最終日のみ、事前に抽選で当選した入場証を持参した人のみ可能でした。初日と二日目は入場証は不要でしたが、場内滞留者数が5,000人を超えた場合は入場制限が実施される予定でした。特別観覧席は、事前に申し込んだ当選者のみ入場できました。また、今回は居住地による制限は設けられませんでした。
レースカットの可能性があるため、トリプルグランプリの競輪場・場外での前々日・前日の前売発売は取りやめられました。
恒例のKEIRINグランプリ前夜祭は中止され、12月21日に共同記者会見のみがリモートで実施されました。車番は、選考期間のGI優勝回数と獲得賞金の多い順に、出場選手が希望する番号を選択して決定しました。
テレビ中継は日本テレビ系列で「坂上忍の勝たせてあげたいTV　KEIRINグランプリ2021」が放送され、加藤慎平が解説、筒井大輔が実況を担当しました。ゲストの武豊と武井壮を含め、全員が静岡競輪場に集まり、特設スタジオから中継を行いました。ラジオ中継は前年に続き実施されませんでした。また、ガールズグランプリのみ、DAZNでも中継・配信されました。
GP単体の売上は62億4182万6400円で、前回大会を約6億円上回りました。KEIRINグランプリの売上が62億円を超えたのは、2007年以来14年ぶりです。
シリーズ全体の売上目標は120億円でしたが、最終的に3日間の総売上は129億5336万8200円（前回比約110%）となりました。内訳は、本場が2億8669万1400円、場外が56億5303万0200円、電話・インターネット投票が70億1364万6600円でした。
先頭誘導員を務めた渡邉晴智は、過去3回KEIRINグランプリに出場した経験があり、グランプリレーサーが後に先頭誘導員を務めた初の事例となりました。
当初、補欠選手は山口拳矢でしたが、後に浅井康太に繰り上がりました。山口が出場していれば、デビューから史上最短でのグランプリ出場者となっていました。
守澤太志は、グランプリ直前に落車して大怪我を負いましたが、出場する意向を示しました。
選手入場時の選手名読み上げは、ガールズグランプリが中田まみ、寺内大吉記念杯競輪・ヤンググランプリ・KEIRINグランプリが鈴木克馬が担当しました。
通常、出場選手は前検日に競輪場入りしますが、今回はCOVID-19対策のため、開催初日に競輪場入りしました。
優勝した古性優作は、2年連続11例目の初出場初優勝を達成しました。大阪支部所属選手の初制覇で、近畿勢としては2018年の三谷竜生以来です。また、3年連続で4番車の優勝となりました。

脚注

注釈

注釈はありません。

出典

出典はありません。

外部リンク

* KEIRIN.JP 特設サイト

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