ドコモ スマートフォン Optimus bright L-07C
概要
Optimus bright L-07Cは、
NTTドコモが展開する
スマートフォンの一つで、
韓国の
LGエレクトロニクスによって開発されました。この
端末は、2011年冬モデルとして発表され、後にdocomo with seriesに加わりました。搭載されているOSはAndroid 2.3で、特に高輝度のIPS液晶「NOVA」ディスプレイを採用しており、明るさは700 cd/m²に達します。この特徴により、屋外でも視認性が良く、使いやすさが向上しています。
デザインはスタイリッシュな全面
タッチパネルのストレートタイプで、ハードボタンがないため、シンプルかつ洗練された印象です。さらに、別色の背面カバーが付属しているため、ユーザーは気分やシーンに応じて色を変更でき、個性を引き出すことが可能です。
通信機能
この
端末は、最大7.2Mbpsの下り速度と5.7Mbpsの上り速度をサポートしています。
Wi-FiにはIEEE802.11b/g/nに対応し、理論上は最大150Mbpsの高速通信が可能です。また、テザリング機能も使用できるため、最大8台のデバイスをモバイル
Wi-Fiルーターとして接続することができます。特に、外出先でのネット接続を求めるユーザーには嬉しい機能です。
機能とアプリ
Optimus bright L-07Cは、
ワンセグや
おサイフケータイ、
赤外線通信機能などは搭載していませんが、電話帳バックアップや海外対応GPS、iチャネル、ドコモマーケット、
メロディコールなど、必要なフィーチャーフォン機能が充実しています。また、左側面には「G」マークのジェスチャーボタンがあり、特定の動作を行うことで簡単に指定機能を起動できるため、片手操作がしやすい設計となっています。
ブラウザとメール
ブラウザにはFlash Player 10.2、JavaScript、HTML5が搭載され、フルブラウザに対応しています。メールでは
GmailやPOP、IMAPがサポートされ、iモードメールも利用できるようにspモードアプリがプリインストールされています。特にspモードメールはデコメールの送受信もでき、音声入力にも対応しています。さらに、PAG Mailを使えばデコメ素材や絵文字を利用してデコメールを簡単に作成できます。
PCとの連携
この
端末は、BluetoothやUSB接続を通じてPCとの同期も可能です。専用のアプリケーション「LG On-Screen Phone」を使用することで、PC上でL-07Cの操作ができ、メールの作成やファイルの移動も容易に行えます。
アプリケーション
Androidマーケットから20万以上のアプリケーションをダウンロードでき、
NTTドコモ提供のドコモマーケットからも利用可能です。これにより、ユーザーは自分のライフスタイルに合わせたアプリを自由にインストールし、
スマートフォンを自分好みにカスタマイズできます。さらに、Optimus向けアプリや電子書籍マーケット「LG World」もプリインストールされています。
プリインストールアプリ
この
端末には、iチャネル、
Gmail、デコメール送信ソフトのPAG Mail、
Google Maps、
YouTube、音楽プレーヤー、
ボイスレコーダーなど、さまざまな便利なアプリが揃っています。様々なウィジェットも用意されているため、ユーザーは自身の好みに合わせて画面をカスタマイズすることができます。
リリースと歴史
Optimus bright L-07Cは2011年1月にFCCを通過し、同年5月に
NTTドコモから発表されました。その後、6月に予約が開始され、正式に発売されたのは
6月18日です。本
端末は以降もソフトウェアアップデートが行われ、不具合修正や新機能追加が行われました。
まとめ
Optimus bright L-07Cは、使いやすさや快適な通信環境が魅力の
スマートフォンです。高い性能を持ちながら、デザイン性にも配慮されており、幅広いシーンで活躍することが期待されます。