LOVER'S DAY II

『LOVER'S DAY II』は、氷室京介が1999年1月27日にリリースした2作目のインストゥルメンタル・アルバムです。東芝EMI/パーロフォンから発売され、2003年7月21日にはリマスタリング版がコピーコントロールCD・紙ジャケット仕様で再リリースされました。

このアルバムは、バラードを中心に構成され、氷室京介のソロ名義で発表された楽曲を、井上鑑がプロデュースしたインストゥルメンタル作品集の第2弾という位置づけです。

選曲は、主に1993年のアルバム『Memories Of Blue』、1994年の『SHAKE THE FAKE』、1996年の『MISSING PIECE』の3作品からとなっています。これらのアルバムに収録された楽曲が、インストゥルメンタルとして新たな命を吹き込まれています。また、BOØWY時代の楽曲「CLOUDY HEART」や、1作目のインストゥルメンタル・アルバム『LOVER'S DAY double happiness』に収録されていたタイトルチューン「LOVER'S DAY」も、新たなアレンジで再録されています。

収録曲では、井上鑑がキーボード、アコースティック・ギター、ベース、プログラミングを担当し、アルバム全体のサウンドを構築しています。Ian Bairnsonがエレクトリック・ギターとアコースティック・ギターで彩りを添え、瀬木貴将のサンポーニャがエキゾチックな雰囲気を演出しています。金子飛鳥のヴァイオリン、バカボン鈴木のベース、山木秀夫のドラムスとパーカッションが、楽曲に深みとリズムを与えています。Paul Spong (Flugel Horn)、Frank Ricottiのパーカッション、Christopher Tambling、Ian Humphries、Ann Morfee、Richard Miloneのヴァイオリン、Nick Barr、Clare Finnimoreのヴィオラ、Louise Hopkins、Nick Cooperのチェロといった豪華ミュージシャンが参加し、それぞれの楽器の音色で楽曲を豊かにしています。

『LOVER'S DAY II』は、氷室京介の楽曲をインストゥルメンタルで楽しめる貴重な作品であり、彼の音楽性の新たな一面を発見できるアルバムと言えるでしょう。バラードを中心とした選曲で、リラックスした雰囲気の中で氷室京介の世界観に浸ることができます。

参加ミュージシャン
井上鑑 - キーボード、アコースティック・ギター、ベース、プログラミング
Ian Bairnson - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
瀬木貴将 - サンポーニャ
金子飛鳥 - ヴァイオリン
バカボン鈴木 - ベース
山木秀夫 - ドラムス、パーカッション
Paul Spong - Flugel Horn
Frank Ricotti - パーカッション
Christopher Tambling - ヴァイオリン
Ian Humphries - ヴァイオリン
Ann Morfee - ヴァイオリン
Richard Milone - ヴァイオリン
Nick Barr - ヴィオラ
Clare Finnimore - ヴィオラ
Louise Hopkins - チェロ
Nick Cooper - チェロ

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