Mリーグ2018-19

Mリーグ2018-19シーズン概要

2018年8月7日に行われたドラフト会議を皮切りに、同年10月1日から2019年2月12日にかけてレギュラーシーズンが開催された「大和証券Mリーグ2018」。7チームがしのぎを削る熱戦は、AbemaTVで生配信され大きな注目を集めました。レギュラーシーズン上位4チームによるファイナルシリーズ「Mリーグ2018 朝日新聞ファイナルシリーズ」は3月2日から3月31日まで開催され、赤坂ドリブンズが初代王者に輝きました。

ドラフト会議とチーム編成

第一回ドラフト会議では、各チームが3名ずつ選手を指名。3巡目では鈴木たろう選手への複数チームからの指名があり、抽選の結果、赤坂ドリブンズが交渉権を獲得しました。

21名のMリーガーは、日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、RMU、麻将連合-μ-という異なる団体から構成されました。チーム別の所属団体構成も多様で、風林火山、麻雀格闘倶楽部、雷電は全員日本プロ麻雀連盟所属選手、赤坂ドリブンズとU-NEXT Piratesは全員非連盟所属、そして渋谷ABEMASは3選手全員異なる団体所属というバラエティに富んだ編成となりました。

レギュラーシーズン

レギュラーシーズンは、序盤から渋谷ABEMASが独走状態でしたが、11月以降は風林火山と赤坂ドリブンズが首位争いを展開。年が明けてからは、麻雀格闘倶楽部が躍進し、3位以下は混戦模様となりました。

2月には風林火山が早くもファイナルシリーズ進出を決めた一方、最終盤までファイナル進出を争う混戦が続きました。最終日には、赤坂ドリブンズが4位でファイナルシリーズ進出、U-NEXT Piratesはファイナル進出を逃し、そしてフェニックスは最終戦で辛くも最下位脱出を果たしました。

ファイナルシリーズ

レギュラーシーズン4位でファイナルシリーズに臨んだ赤坂ドリブンズは、初日から3連勝を飾り首位に躍り出ます。その後も安定した戦いを見せ、風林火山、渋谷ABEMAS、麻雀格闘倶楽部との接戦を制し、最終的に初代王者となりました。ファイナルシリーズでは、親役満などの劇的な場面も数多く見られました。

放送と特別企画

レギュラーシーズンはAbemaTVで生配信され、小林未沙さん、松嶋桃さんらによる実況解説、松本圭世さんによる選手インタビューが行われました。ファイナルシリーズも同様にAbemaTVで配信され、レギュラーシーズン敗退チームからの選手解説なども盛り込まれました。

シーズンオフには、「Mリーグ駅伝」という特別企画が開催され、7チームとチェアマンチームが参加し、異なるルールによる3日間の対局で順位を競いました。優勝はチェアマンチームでした。

重要な出来事

2018年シーズン中には、国士無双、11翻の三倍満、大三元といった数々の役満和了、そして劇的な試合展開など、数々の記憶に残る出来事が起こりました。これらの出来事が、Mリーグの盛り上がりをさらに加速させました。

まとめ

Mリーグ2018-19シーズンは、新たなプロ麻雀リーグとして大きな成功を収めました。各チームの個性、選手たちの高い技術、そしてドラマチックな試合展開は多くのファンを魅了し、競技麻雀界に大きなインパクトを与えました。このシーズンは、Mリーグの歴史における重要な第一歩として記憶されるでしょう。

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