MARTINI II

鈴木雅之 『MARTINI II』

『MARTINI II』は、鈴木雅之が1995年10月23日にリリースした2枚目のベスト・アルバムです。前作『MARTINI』以降に発表された楽曲を中心に構成されており、エピックレコードジャパンから発売されました。

概要

本作は、バラードシングル曲を中心に収録されており、既発曲のリメイクやこのアルバムでしか聴けない新曲も含まれているのが特徴です。鈴木雅之にとって、1992年のアルバム『FAIR AFFAIR』以来となるオリコン1位を獲得し、自身初のミリオンセラーを達成した作品となりました。初回プレスは三方背BOX仕様となっています。

収録曲について

アルバムには、小田和正が作詞・作曲・編曲を手掛けた「別れの街 [1995 a cappella version]」の新録バージョンや、西尾佐栄子作詞、松尾清憲作曲のシングル「恋人」、中崎英也が作詞・作曲・編曲を担当した「もう涙はいらない」などが収録されています。

安藤秀樹が作詞・作曲した「さよならいとしのBaby Blues」、朝水彼方作詞、中崎英也作曲・編曲の「違う、そうじゃない」、阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲、松本晃彦編曲の「アダムな夜」といった楽曲も収録。

大下きつま作詞、大沢誉志幸作曲、有賀啓雄編曲の「MIDNIGHT TRAVELER」、MINNIE SHADY / AKI作詞、吉田美奈子作曲・編曲の「Liberty」、Issac Hayes / David Porter作詞・作曲、大村雅朗/Ian Kewley編曲の「Come on in」など、多彩な楽曲が並びます。

菊池桃子とのデュエットで話題となった「渋谷で5時」、大下きつま作詞、安雲公亮作曲、松本晃彦編曲による新曲「愛の掟」、松本一起作詞、大沢誉志幸作曲、有賀啓雄編曲による新録音「ガラス越しに消えた夏1995」、小田和正が作詞・作曲・編曲を手掛けた「夢のまた夢 [1995 Remix Version]」のリミックスバージョンも収録されています。

参加ミュージシャン

本作には、豪華なミュージシャンが多数参加しています。小田和正、Martin、安部恭弘、有賀啓雄、吉田美奈子らがBackground Vocalとして参加。Keyboardsは、松本晃彦、中崎英也、有賀啓雄、吉田美奈子、Ian Kewley、小田和正が担当しています。

その他、是永巧一、大竹徹夫、国友孝純、安井歩、松井隆雄、遠山淳、石川鉄男、菅原弘明、森下晃、橋本茂昭、望月英樹など、多くのミュージシャンがプログラミングを担当。安部恭弘がChorus Arrangementを手掛け、中崎英也、鈴川真樹、佐橋佳幸、土方隆行、Neil HubbutらがE.Guitarを担当しています。

竹野昌邦がSaxphone & Solo、小倉博和がE.Guitar & Solo、山本拓夫と本田雅人がSaxphone、小田原豊とジミー・コープリーがDrums、有賀啓雄とピノ・パラディーノがE.Bass、中西康晴と松本晃彦がOrgan、三沢またろうとレイ・クーパーがPercussion、荒木敏男、下神竜哉、小林正弘、河東伸夫がTrumpet、村田陽一と清岡太郎がTrombone、金子飛鳥がConcert Master、Kick HornesがHorns、大村憲司がGuitar Solo、松田真人と斎藤誠がGuitarを担当するなど、豪華なミュージシャンが楽曲を彩っています。

『MARTINI II』は、鈴木雅之の音楽キャリアにおける重要な作品であり、多くのファンに愛され続けているベスト・アルバムです。

もう一度検索