MELOGAPPA

MELOGAPPA（メロガッパ）

MELOGAPPAは、宮城県出身の男性2人組音楽ユニットであり、YouTuberとしても活躍しています。「音楽を様々な角度から楽しむ」をコンセプトに、既存の楽曲をカバーするだけでなく、独自の解釈やアレンジを加えた動画をYouTubeに投稿し、幅広い層から支持を得ています。所属は株式会社エドワードアンドカンパニー。

メンバー

もり

1994年11月9日生まれ。立ち位置は向かって左。
赤髪がトレードマークで、肩幅の広さが特徴。
宮城県仙台市出身。
血液型はO型。
身長174cm、体重63kg。
本名は森 瞬太（もり しゅんた）。
宮城県名取北高等学校を経て、東北学院大学経営学部を卒業。
過去には、ぜんりょくボーイズ（2021年解散）のダブルリーダーの一人としても活動。

さくま

1989年6月23日生まれ。立ち位置は向かって右。
メガネがトレードマークで、動画内ではコーヒーを飲む係を担当。
宮城県白石市出身。
血液型はA型。
身長166cm、体重54kg。
本名は佐久間 徹（さくま とおる）。
宮城県白石高等学校を経て、東北大学教育学部を卒業。
過去には、ニホンジン（2020年解散）のメンバーとしても活動。

来歴

2019年3月にコンビを結成し、翌4月にYouTubeチャンネルを開設。ユニット名の「メロガッパ」は、「メロディ」と妖怪の「河童」を組み合わせたもので、「悪口に聞こえるものがいい」「音楽を神聖なものにしたくなかった」という意図が込められています。二人の関係性は独特で、もりはさくまを「兄」と慕い、さくまはもりを「神」と崇めるという設定もユニークです。

初投稿動画は米津玄師の「Lemon」のカバーでしたが、すぐに既存曲を単にカバーするだけでなく、「合体シリーズ」など、現在のスタイルにつながる動画を投稿し始めました。

2019年8月には仙台の勾当台公園野外音楽堂で開催された「みちのく漢祭2019」に出演し、生歌を披露。2020年2月には「ラスベガスでミュージックビデオを撮影したい！」という目標を掲げ、クラウドファンディングを実施。目標金額の5倍以上となる1,700万円以上を集めることに成功しました。新型コロナウイルス感染症の影響で渡航は一時延期となりましたが、2022年7月に実現しました。

2020年10月には、全国6会場7公演のZeppツアーを2022年春に開催することを発表。ツアータイトルは『ZEPP TOUR 555』とし、発表からツアー初日までの555日間をファンと共に盛り上げました。オリジナル曲を持たないアーティストによるZepp規模のツアーは異例でしたが、チケットは完売。追加チケットやオンラインチケットも販売され、ツアーは成功裏に終了しました。その後、2023年1月には大阪と東京でホール公演『MELOGAPPA HALL CONCERT 4DAYS 280』を開催しました。

2021年には、「サンドウィッチマンライブツアー2020〜21」のオープニングとエンディング曲の作曲を担当。しかし、2023年1月に予定されていた大阪公演は、さくまの新型コロナウイルス感染症感染により延期となりました。東京公演は予定通り開催され、延期となった大阪公演は5月に振替公演が行われました。

投稿動画の特徴

多くの動画は、前半が楽曲、後半が二人のフリートークという構成になっており、楽曲編集はもりが、フリートーク編集はさくまが担当することが多いです。動画のアイデアは、初期はさくまが中心でしたが、最近ではもりやスタッフもアイデアを出し合う形式に変化しています。

通常のカバー曲では、最新のヒット曲だけでなく、アニメや映画の主題歌も多く選曲されます。選曲については、「より多くの人が見たいと思っている楽曲をカバーしたい」という気持ちを根底に、リサーチも行っていると述べています。彼らの特徴的な動画には、以下のようなシリーズがあります。

曲を合体シリーズ: 2曲を合体させ、1つの曲のように聞こえるようにする人気シリーズ。「白日」と「Lemon」、「夜に駆ける」と「紅蓮華」の合体などが高い再生回数を誇ります。
合唱曲シリーズ: 中学校や高等学校で歌われる合唱曲をカバー。中高生からのリクエストがきっかけで、新たなファン層を獲得するきっかけとなりました。「あなたへ」「旅立ちの日に」「COSMOS」などが人気です。
短調にしたら絶望感がすごいシリーズ: 長調の曲を短調に変えて歌うシリーズ。「Pretender」が特に反響を呼び、RakeやキマグレンのISEKIとのコラボレーションも実現しました。
長調にしたらすごく明るいシリーズ: 短調の曲を長調に変えて歌うシリーズ。「うっせぇわ」が特に人気で、チャンネルの転換期となったと語られています。
倍速、0.5倍速シリーズ: ヒット曲を倍速や0.5倍速で歌うシリーズ。Adoの「夜のピエロ」や「うっせぇわ」などが人気です。
違う曲のカラオケで歌える説: ある曲を全く別の曲のカラオケで歌えるかを検証するシリーズ。カラオケでのチャレンジを推奨しています。
一発撮り: 「THE FIRST TAKE」のパロディ。風船が割れる、低周波治療器の電流が流れるなど、過酷な状況で歌い続ける姿が人気。
母音が「あ」の時だけ歌う: 歌詞の母音が「あ」の時だけ歌うシリーズ。母音「あ」をさくまが、それ以外をもりが担当します。
反転シリーズ: メロディーの音程を反転させて歌うシリーズ。ハモリを加えるなど、工夫されたアレンジが人気。
CMソングのフレーズだけでオリジナル曲つくってみた シリーズ: CMソングのフレーズを繋ぎ合わせて、オリジナル曲を作る。企業からTwitterで反応されるなどしている。

ディスコグラフィー

アルバム

(具体的なアルバム名と発売日があれば記述)

タイアップ

サンドウィッチマンライブツアー2020～21　オープニング・エンディング曲

ライブ

みちのく漢祭2019
ZEPP TOUR 555 (2022年)
MELOGAPPA HALL CONCERT 4DAYS 280 (2023年)

出演

テレビ

THEカラオケ★バトル（2021年4月25日、テレビ東京系） - さくまのみ
サンドのぼんやり〜ぬTV（2021年6月5日、東北放送）

受賞歴

第4回東京国際合唱コンクール映像作品部門 銀賞（2022年）

参考文献

「登録者34万人超!!仙台拠点で人気"歌ってみた"ユーチューバーに聞いてみた」日刊スポーツ2021年1月15日付東北特集面
「注目You Tuber MELOGAPPA」せんだいタウン情報「S-Style」2021年4月号
OFFICIAL ARTIST BOOK「MELOGAPPA」宝島社、2024年4月4日発行

外部リンク

MELOGAPPA公式サイト
MELOGAPPA - YouTubeチャンネル
MELOGAPPA (@melogappa) - X（旧Twitter）
MELOGAPPA (@melogappa) - TikTok
MELOGAPPA (@melogappa_official) - Instagram
* 株式会社エドワードアンドカンパニー

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