NO. NEW YORK

BOØWY - NO. NEW YORK

「NO. NEW YORK」は、日本のロックバンドBOØWYが1982年に発表した楽曲。1stアルバム『MORAL』に収録され、BOØWYを代表する曲の一つとして知られています。

楽曲の概要

作詞は深沢和明、作曲・編曲は布袋寅泰が担当。BOØWY結成初期に制作され、ニューヨークを舞台にした禁断の恋をテーマにしています。アルバム『MORAL』の中でも特にポップでメロディアスな曲調が特徴です。オリジナル版のドラムスは、高橋まこと加入以前に木村マモルが担当しました。

歌詞の解釈

歌詞の内容については様々な解釈が存在します。ジョン・レノンの射殺事件に触発されたという説や、ゲイの娼婦（男娼）の歌であるという解釈も存在します。また、ライブ演奏時に氷室京介が歌詞に合わせて鼻をつまむパフォーマンスから、淋病の歌ではないかという噂も流れました。

ミュージック・ビデオ

ミュージック・ビデオは、ベルリンのハンザ・スタジオでのレコーディング風景やメンバーの様子、マーキークラブでの演奏などが収められています。曲タイトルが「NO! NEWYORK」と表記されている点も特徴です。

ライブ・パフォーマンス

「NO. NEW YORK」は、BOØWYのライブで頻繁に演奏された楽曲です。解散ライブ「LAST GIGS」では、最終日の4月5日公演で2回演奏され、2回目の演奏はBOØWYとして最後に演奏された曲となりました。氷室京介、布袋寅泰、高橋まことは、それぞれソロになってからも同曲を演奏しています。

リリースの経緯

当初はアルバム『MORAL』に「NO N.Y.」として収録されていましたが、シングル「BAD FEELING」のカップリング曲として再レコーディングされた際に「NO. NEW YORK」とタイトルが変更されました。シングル版はオリジナル版よりも間奏が長くなっています。

その他

BOØWY解散後には、様々なアーティストによってカバーやリミックスが行われています。

KEY GOT CREW - 『BOØWY Respect』（2003年）
JOUJOUKA - 『MORAL-TRANCE MIX』（2002年）
氷室京介 - ライブ・アルバム『21st Century Boøwys Vs Himuro』（2004年）
10-FEET- 『Re:6-feat』（2014年）

「NO. NEW YORK」は、BOØWYの代表曲として、現在も多くのファンに愛され続けています。

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