NTTデータアイ

株式会社NTTデータ・アイは、NTTデータグループに属するシステムインテグレーターです。NTTデータの公共分野におけるグループ会社4社が統合し、2008年10月1日に設立されました。

概要

同社は、主に中央省庁の大規模システム、自治体の行政関連システム、ヘルスケア関連システムの開発・保守を中核事業としています。これらのシステム導入におけるコンサルティングも手掛けており、公共分野のデジタル化を推進する上で重要な役割を担っています。また、一般事務に関する労働者派遣事業も行っています。

統合前の各社の事業内容は以下の通りです。

NTTデータクリエイション
交通関連システム、中央省庁関連システム、自治体の各種行政関連システム、電子自治体システム、保健・医療・福祉分野の情報処理システムの開発を主に行っていました。
1990年に設立され、航空管制関連システムへの参画を皮切りに、人材派遣事業も開始しました。その後、自動車登録関連システム、地方公共団体のシステム開発、労働保険関連システムなど、公共性の高いシステム開発に携わってきました。

NTTデータソリューション
財務省および中央省庁システム、貿易・物流関連システム、税務・会計システム、独立行政法人向け会計システムの開発・保守を主に行っていました。
1998年に設立され、国税総合管理システムや官庁会計事務データ通信システム、通関情報処理システムなど、国の基幹システム開発に深く関わってきました。独立行政法人会計システムサービスも展開しました。

NTTデータテクノロジ
特許庁ペーパーレスシステムや各省庁電子政府システムの開発・保守を主に行っていました。
1990年に設立され、特許庁ペーパーレスシステムへの参画を始め、総務省総合無線局監理システム、郵政LANシステムなど、電子政府化を支えるシステム開発に貢献しました。

NTTデータシステムサービス
社会保険オンラインシステムや健保組合システムの開発・保守を主に行っていました。
1986年にNTTシステムサービス株式会社として設立され、社会保険オンラインシステム（SOLS）の開発に参画しました。2002年に株式会社NTTデータシステムサービスに社名変更しました。

沿革

上記の4社が統合し、株式会社NTTデータ・アイが誕生しました。存続会社はNTTデータクリエイションです。

2009年には、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ポップを合併し、事業規模を拡大しています。

関連項目

NTTデータ
飯田橋（本社所在地）

外部リンク

* NTTデータアイ

もう一度検索