Nijiの詩

Nijiの詩

「Nijiの詩」は、堂本剛の通算10作目にあたる5枚目のシングルであり、2011年9月7日にSHAMANIPPONからリリースされました。前作から約五ヶ月が経過しての新作で、堂本剛名義の連続リリースの一環として位置づけられています。本シングルの表題曲は、テレビ朝日系列の番組『お願い!ランキング』の2011年9月度のエンディングテーマとしても使用されました。

リリースと特典

このシングルは、初回盤Aと初回盤B、そして通常盤の三種類として発売されました。初回盤Aには「technologia - 意思」と「月 - ツク」の二曲が収録されており、一方で通常盤には「カケタ オイカケタ」と「寧日」の二曲が収められています。また、初回盤Bには「Nijiの詩」のミュージッククリップや、前作シングル「縁を結いて」の購入者を対象に行ったレコーディング社会科見学の模様を収めたDVDが附属しています。

さらに、2012年4月にリリースされたアルバム『shamanippon -ラカチノトヒ-』との連動企画として、初回盤A・Bと同アルバムの初回盤に含まれたIDを使って応募したファンを対象に、堂本本人が参加する社会科見学Part2が企画されました。

楽曲の詳細

収録されている「Nijiの詩」と「寧日」は、どちらもこれまで一度だけのライブで披露された楽曲であり、音源化が待たれていました。「Nijiの詩」は2008年に初めて公開され、その後はシングルとしてのリリースが発表されるまで演奏されることはありませんでした。曲のテーマは「水」と「傷」であり、堂本剛は楽曲に再び耳を傾ける中で、現代社会にマッチした内容であるとの意見もあって、急遽シングルとしてのリリースが決定しました。

収録曲

• - 初回盤A

- Nijiの詩
作詞：堂本剛
テレビ朝日系列『お願い!ランキング』エンディングテーマ
- technologia - 意思
作詞：堂本剛
- 月 - ツク
作詞：堂本剛

• - 初回盤B

- Nijiの詩
- Nijiの詩 オリジナル・カラオケ
- DVD
- 「Nijiの詩」Music Clip
- 堂本剛のレコーディング社会科見学

• - 通常盤

- Nijiの詩
- カケタ オイカケタ
作詞：堂本剛
- 寧日
作詞：堂本剛

音楽的背景

「寧日」は、2006年に行われたライブツアー「The Rainbow Star」で一度だけ演奏され、以来ずっと披露されることはありませんでした。音源化の要望が長年寄せられていましたが、堂本は「キャッチーすぎるから今は出さない。その時期が来れば」としています。

参加ミュージシャン

「Nijiの詩」に関わったミュージシャンには、十川ともじ（プログラミング、アコースティックピアノ）、屋敷豪太（ドラム）、吉田建（ベース）、名越由貴夫（ギター）が名を連ねています。技術者たちによって精緻に構築されたサウンドが、堂本剛の情感豊かな歌声を引き立てています。

このシングルは、堂本剛の音楽キャリアにおいて重要な位置を占める作品であり、彼の独自の音楽的アプローチが詰まっています。

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