P-03A

docomo STYLE series P-03A：コンパクトさを追求したVIERAケータイ

概要

NTTドコモの第三世代携帯電話（FOMA）端末であるP-03Aは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発したdocomo STYLE seriesの一つです。同シリーズのP-02Aと同様にコンパクトさを重視した設計が特徴で、P705iの後継機種として、機能を絞り込んだモデルとなっています。P-01Aに搭載されていた2Wayキーは採用されていません。

VIERAケータイとしてお馴染みのWオープン方式を採用しながら、最薄部14.7mmという薄型ボディを実現しています。メインカメラは顔認識対応のオートフォーカス付き約320万画素カメラを搭載していますが、P906iやP-01Aと同様にフォトライトは搭載されていません。また、人気キャラクターのスヌーピーをテーマにしたコンテンツがプリインストールされていることも特徴です。

サービス面では、2008年冬モデルのP端末として唯一GSMローミングに対応していません。iコンシェルのみが利用可能です。BモードメールはWebメールとなります。

プリインストールアプリ

P-03Aには、様々なiアプリがプリインストールされています。主なアプリは以下の通りです。

レイトン教授と不思議な町 序章（完全版プレイには追加ダウンロードとmicroSDカードが必要）
Zoo Keeper DX ver.P（完全版プレイには追加ダウンロードが必要）
モバイルGoogleマップ
地図アプリ
楽オク出品アプリ2
iアプリバンキング
Gガイド番組表リモコン
iD設定アプリ
DCMXクレジットアプリ
FOMA通信環境確認アプリ
マクドナルドトクするアプリ
iアバターメーカー
モバイルSuica登録用iアプリ

その他の機能

P-03Aは、ワンセグ機能、EPG（録画予約可能）、字幕放送に対応しています。また、「モバイルWスピード」機能により、フレームレートを15fpsから30fpsにアップグレードすることも可能です。さらに、ECOモードを搭載し、モバイルWスピードをオフにするなど消費電力を抑え、ワンセグの稼働時間を延長できます。

歴史

P-03Aは、2008年11月5日に開発が発表され、同年11月7日にはTELEC、11月17日にはJATE、11月26日にはFCCの認証を取得しました。そして、2008年12月25日に発売開始されました。2009年9月15日には、Pink Metallic、Silver、White Pearlの3色が追加されました。

ソフトウェア更新と不具合修正

発売後、P-03Aでは幾度かのソフトウェア更新が行われ、様々な不具合が修正されました。主な修正内容は、

2008年12月25日：N-01A/02Aへの赤外線送信時やパソコンへのデータ読み込み時のピクチャデータ送信・読み込みに関する不具合
2009年2月3日：メール作成中のフリーズ現象
2009年10月8日：メール本文の文字表示に関する不具合
2011年5月26日：フォントサイズ変更時の絵文字表示に関する不具合

などが挙げられます。

関連項目

VIERAケータイ
P706ie
P705i
* P-10A

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