RINGSTARS

RINGSTARS（リングスターズ）とは

『RINGSTARS（リングスターズ）』は、イズミリングが発行し、源流社が発売を手掛ける女子プロレス専門誌です。そのルーツは、日本スポーツ出版社が発行していた『女の戦争』に遡ります。

歴史

『女の戦争』は『ゴング格闘技』のスタッフによって制作され、女子プロレスや女子格闘技を専門に扱う雑誌として1993年に創刊されました。不定期に3号まで発売されました。

1995年12月には、『週刊ゴング』の増刊号として『Lady'sゴング（レディース・ゴング）』が登場し、女子プロレスに特化した専門誌としての道を歩み始めます。「月に1冊の女子プロレス専門誌デビュー」を謳い、ソニー・マガジンズの『女子プロレスグランプリ』と入れ替わる形で創刊されました。

しかし、2007年に発行元社長の逮捕という不祥事が起こり、『週刊ゴング』と同様に、3月をもって休刊を余儀なくされました。

その後、『週刊ゴング』の後継誌の一つである『Gリング』と同様に、LGC制作編集の下、大都社から後継誌『LADYS RING（レディース・リング）』が発行されました。『月刊ファンロード』の増刊号として、6月17日にフリーペーパー、8月15日にVol.0が発売され、11月24日に正式に創刊されました。

2008年2月15日には、鹿砦社から『紙の爆弾』増刊号として『LADYRIN SPECIAL（レディリン・スペシャル）』が発売されました。『LADYS RING』のリニューアルを謳っていましたが、1号限りで終了し、『LADYS RING』に戻りました。

11月11日発売号からは、誌名を『LADYS RING』から『RINGSTARS（リングスターズ）』に変更。ただし、モバイルサイトは2010年9月まで『LADYS RING mobile』のままでした。全日本[[女子プロレス]]のプログラム『リングスター』から、松永高司元会長の許可を得て名称を継承しました。しかし、2009年に『月刊ファンロード』が休刊となったため、『RINGSTARS』も3月12日発売号を最後に休刊となりました。

その後、編集長の泉井弘之介が新たな編集元としてイズミリングを設立。5月3日から発売中止号の穴を埋めるように、イベント会場での販売及び通販が主となる『RINGSTARSプラス』を3号連続で発売した後、7月26日発売号で再開されました。現在は源流社が発売しています。発行元の変更に伴い、ロゴもリニューアルされました。Vol.6（2010年2月）からは不定期発売となり、Vol.5からは「ツヨカワFILE」と題した女子格闘家を特集する連載が開始されました。

2016年には「LADYS RING SPECIAL」としてイズミリングから自費出版の形で復刊。2018年には表紙の題号が「LADYRIN」に改題されました。また、ウェブニュースサイトは2017年までにリアルクロスの運営に変更されました。2020年12月にはアリナメディアホールディングスからグラビアムック「LADYRIN PLUS」が発売されました。

RINGSTARS主催興行

旧Lady'sゴング時代から女子プロレス興行を開催しており、2006年7月2日には新宿FACEで創刊10周年を記念した「レディゴンまつり」が開催されました。Lady'sリングとして再創刊を控えた2007年8月4日には「LADYS RINGまつり」が新木場1stRINGで開催。RINGSTARSにリニューアル後の2009年10月11日にも「RINGSTARS秋まつり」が新宿FACEで開催。2010年3月21日には通算100号を記念して「RINGSTARS春まつり」が大阪世界館で開催されました。

興行では、団体や世代の枠を越えた女子プロレスの試合を始め、POK（尻相撲）タイトルマッチやミゼットプロレスなど、バラエティ豊かなプログラムが組み込まれています。その他、RINGSTARS名義で不定期に興行も開催しています。

RINGSTARS女子プロレス大賞

Lady'sゴング時代から行われている年間表彰制度で、元々は1983年に全日本[[女子プロレス]]によって創設された「全日本女子プロレス大賞」でした。創設当時、全女しかなかった国内女子プロレス団体も、その後、ジャパン[[女子プロレス]]旗揚げを経て、JWP[[女子プロレス]]、LLPW（現：LLPW-X）に分裂。FMWの女子参入に伴う対抗戦ブームの到来に合わせ、1993年に他団体所属選手も対象となりました。さらにGAEA JAPAN（現在は解散）も旗揚げされ、加えて全女自体が経営破綻したため、1996年を最後に全日本[[女子プロレス]]制定の賞は終了。1997年よりそれをLady'sゴングが引き継ぎました。

プロレス大賞（東京スポーツ）、日刊バトル大賞（日刊スポーツ）など他のプロレス賞とは違い、1月1日から12月31日までを対象期間に設定しており、年明け最初の誌面にて発表されます。

表彰される賞

MVP
ベストシングルバウト賞
ベストタッグバウト賞
ベストチーム賞
殊勲賞
敢闘賞
技能賞
新人賞
最優秀興行賞
入場パフォーマンス賞
マイクアピール賞
衣装賞
モストインパクト賞
特別賞

歴代MVP

レディゴン殿堂

Lady'sゴング時代の2006年に創設された女子プロレスラーを表彰する制度です。

チャパリータASARI（NEO殿堂にも表彰）
玉田凛映
府川唯未
未来

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