S51SE

Sony Ericsson mini S51SE

Sony Ericsson mini S51SEは、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発し、イー・アクセスが販売しているAndroid搭載スマートフォンです。これは、W-CDMAおよびGSM通信方式に対応しており、特に日本市場向けに設計されたモデルです。この端末は、ソニー・エリクソンのスマートフォンブランド「Xperia」の一部であり、Xperia miniの日本向けローカライズモデルとして位置付けられています。

概要

このデバイスはイー・モバイル向けの初のソニー・エリクソン製品であり、日本では「Sony Ericsson mini」のブランド名で販売されています。イー・アクセスが言及しているように、これは日本市場において異なるコンセプトを持つことから、Pocket WiFi機能を持たせた点が特徴です。

「国内で販売されるスマートフォンでは最小・最軽量」を謳ったこのデバイスは、高さ約88mm、幅約52mm、重さ約99gというコンパクトなボディを持ち、画面には約3インチの480×320ドット（HVGA）表示ができる1677万色のTFT液晶が搭載されています。このようなサイズ感は、実際にはモバイルルーターと近いものでありながら、Pocket WiFi機能を搭載しているため、テザリング機能を利用して最大5台の無線LAN接続が可能です。

特に、四隅に配置されたショートカットキーは、独自の画面レイアウト設計がなされており、片手での操作を容易にする設計になっています。海外版ではAndroid 4.0へのバージョンアップが行われましたが、このモデルについてはその計画が見送られました。

電源アダプターは他のソニー製デバイスと互換性があり、電池パックは海外モデルであるEP500と同様のものが使用されています。イー・アクセスでの型番としては、ACアダプタ（USBケーブル付き）はPCS51SEZ10、電池パックはPBS51SEZ10が用意されています。

歴史

Sony Ericsson mini S51SEは、2011年9月にBluetooth SIGの認証を通過し、同年10月にはFCCの認証を受けました。日本経済新聞にて同機種の販売が報道されたのは10月13日、この日にイー・アクセスから公式に発表された後、10月28日に発売が開始されました。

その後、2011年12月15日と2012年4月5日に二回のソフトウェアアップデートが実施され、動作の安定性が向上しました。特に、最初のアップデートでは使用中の動作安定性が改善され、次のアップデートではGoogle+やメッセンジャー、ビデオが追加されました。

アップデート・不具合

• - 2011年12月15日のソフトウェア更新: 不具合の修正と動作安定性の改善が行われ、この際のビルド番号は「4.0.2.A.0.61」となりました。
• - 2012年4月5日のソフトウェア更新: 再度不具合が修正され、ビルド番号は「4.0.2.A.0.74」となり、複数のアプリが追加されました。こちらでも動作安定性の改善が図られています。

関連項目

• - ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
• - [Xperia]]シリーズ
• - Xperia]
• - [[Xperia arc
• - Xperia acro（SO-02C/IS11S（SOI11））
• - Xperia ray
• - Xperia PLAY

外部リンク

• - 携帯電話 Sony Ericsson mini (S51SE)
• - S51SE | ソニーモバイルコミュニケーションズ

このように、Sony Ericsson mini S51SEは、コンパクトなサイズ感と独自の機能性を持ったスマートフォンとして、日本市場に特化した魅力的な製品の一つです。

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