SC-01D

ドコモ タブレット GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D 概要

ドコモタブレットの中でも特に注目を集める「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」は、サムスン電子が開発したGalaxy Tabのグローバルモデルを基にした、日本市場専用のタブレットです。この端末は、NTTドコモのLTEデータ通信サービス「Xi」に対応しており、高速通信のニーズに応えています。通信速度は最大75Mbpsで、Xiエリア外でもFOMAハイスピードに切り替わるため、常に素早いレスポンスを実現しています。また、IEEE 802.11a/b/g/nに対応したWi-Fi接続も可能で、USBおよびWi-Fiを介したテザリングをサポートし、さまざまなデバイスと簡単に接続できます。

主なスペックと特徴

本製品は、1.5GHzのデュアルコアプロセッサ「Snapdragon APQ8060」を搭載し、快適な動作を提供します。これにより、アプリの起動や操作もスムーズに行えるため、日常的な利用からマルチタスクまで幅広く対応が可能です。驚くべきは、その軽さです。約565gの重さと8.6mmの薄さを誇り、携帯性にも優れています。また、7000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間の使用が可能です。ただし、バッテリーは取り外しができず、交換時には修理が必要となります。

ユーザーインターフェースとアプリケーション

Android 3.2を基に、独自のユーザーインターフェースを採用しており、ウィジェットの柔軟なカスタマイズが可能です。アプリを使用しながら、メモ帳や電卓を即座に呼び出せる「Mini Apps」も搭載されています。この機能により、作業効率が大幅に向上します。

さらに、Android 4.0へのアップデートによって、顔認証機能や新しいアプリの追加も行われました。これにより、ユーザーエクスペリエンスがさらに豊かになり、スケジュール管理やアプリの整理が簡単に行えるようになります。

メディア機能

エンターテインメント面でも十分な機能を備えており、フルHD動画の再生やデュアルスピーカーによるステレオ音声再生が可能です。HDMI接続を利用することで、テレビ画面にコンテンツを映し出すこともでき、ホームシアターとしての利用も最適です。読み込んだPDFファイルやMicrosoft Officeファイルの編集が可能な「Polaris Office」も予めインストールされており、ビジネスシーンでも活躍すること間違いなしです。

アプリと同期機能

「Google+」や「メッセンジャー」、「Playムービー」などのアプリがプリインストールされ、ユーザーはすぐに様々なサービスを利用できます。また、PCとの同期には「Samsung Kies」を使用することで、連絡先やカレンダーの管理ができ、自由なデータ管理が可能です。

歴史と発売

GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01Dは、2011年9月8日に発表され、2011年10月15日には全国において一斉発売されました。その後、2012年8月28日にはAndroid 4.0へのアップデートが開始され、機能の充実が図られています。

このように、ドコモタブレットGALAXY Tab 10.1 LTE SC-01Dは、通信速度、高性能な処理能力、そして多様な機能を兼ね備え、日常的なタブレットとしてのニーズにしっかり応えています。

もう一度検索