SH-01J

AQUOSケータイ SH-01Jは、シャープが開発しNTTドコモから発売された、第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）に対応したデュアルモード端末です。ドコモ ケータイ（spモードケータイ）として、従来の携帯電話の使いやすさを保ちながら、スマートフォンに近い機能も利用できる、いわゆる「ガラホ」に分類される端末です。

概要

本端末は、2015年夏に発売されたNTTドコモ初のAndroidフィーチャーフォンであるSH-06Gの後継機種として登場しました。SH-06Gのコンセプトを継承しつつ、よりユーザーの利便性を追求したモデルとなっています。

機能

SH-01Jでは、SH-06Gでは非対応だったVoLTEに対応し、高音質での通話が可能になりました。また、「でかレシーバー」機能により、通話時の音声がより聞き取りやすくなりました。ディスプレイはSH-06Gと同じ3.4インチですが、解像度が向上（SH-06G:480×854ドット→SH-01J:540×960ドット）し、「でか文字」機能により、文字が見やすくなりました。

カメラ機能は有効画素数が800万画素に向上し、HDRに対応したことで、逆光環境下でも黒つぶれや白とびを抑えた美しい写真撮影が可能です。また、SH-06Gに搭載されていたクイックオープン（ワンプッシュオープンボタン）や「クイック起動キー」はSH-01Jにも継承され、使いやすさが向上しています。SH-06Gでは非対応だったおサイフケータイにも対応しました。

バッテリー容量は1,800mAhと大容量化され、長時間の利用にも対応できるようになりました。さらに、防水（IPX5/IPX8）・防塵（IP5X）性能に加え、アメリカ国防総省の納品用規格であるMIL規格（MIL-STD-810G）に準拠した落下動作試験をクリアしており、高い耐衝撃性能を誇ります。

通信方式はLTEやGSM、無線LANに対応し、より幅広いエリアでの利用が可能になりました。指でなぞって操作する「タッチクルーザーEX」は引き続き搭載されており、スマートフォンやタブレットと連携し、通知・呼び出し・データ転送が可能な「PASSNOW」が新たに搭載されました。

歴史

2016年10月19日：2016-2017冬春モデルの1機種として発表され、事前予約が開始されました。
2016年10月21日：発売されました。

アップデート

最新のアップデートを適用することで、過去に実施された不具合改善や機能追加がすべて適用されます。ただし、最新のアップデートを行うには「2018年11月8日のアップデート」を適用する必要があります（購入時期やアップデートの状況により、該当のアップデートが適用済で最新のアップデートが可能な場合があります）。最新のアップデート適用後のビルド番号は01.02.06です。

主なアップデート内容

2017年3月30日
バーコードリーダー使用時に電話帳の登録が正常に動作しない場合がある不具合を改善。
代理応答（迷惑電話対策）とテザリングに対応。
2017年4月20日
特定条件下におけるキー動作の不具合（正常に動作しない場合がある）を改善。
2017年11月21日
初期設定の不具合（完了後に再起動すると初期設定画面が再表示される場合がある）を改善。
2018年3月1日
非通知設定に関する不具合（発信した際に正常に発信履歴に残らない場合がある）を改善。
「あんしんスキャン」と「あんしんナンバーチェック」に対応。
2018年4月26日
通話中、まれに異音が発生する場合がある不具合を改善。
2018年6月21日
受信メールの添付画像が正常に表示されない場合がある不具合を改善。
2018年9月11日
品質改善を実施。
2018年11月8日
品質改善を実施。
2019年4月8日
タイマーアプリの不具合（まれにアラーム音が停止できない場合がある）を改善。
2019年12月17日
品質改善を実施。

関連項目

SH-06G
SH-02L

注釈

特になし

外部リンク

* AQUOS ケータイ SH-01J サポート情報｜お客様サポート｜NTTドコモ

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