SH851i

FOMA SH851i（フォーマ・エスエイチ はち ご いち）は、シャープが開発し、NTTドコモから発売された第三世代携帯電話（FOMA）端末です。

概要

この機種は、DOLCE（ドルチェ）シリーズの第一弾としてリリースされました。2.4インチのVeilViewモバイルASV液晶を搭載し、美しい表示を実現しています。従来のmovaで展開されていたコンセプトモデルがFOMAに移行した最初のモデルであり、FOMAらくらくホンのコンセプトを継承しつつ、より高級志向で大人向けの携帯電話として位置づけられました。ただし、iアプリやキャラ電には対応していません。

外部メモリーは、最大256MBのminiSDカードに対応しています。メインカメラには123万画素のCCDセンサーが採用され、テレビ電話用のサブカメラには11万画素のCMOSセンサーが搭載されています。発売から1年後には、iアプリへのニーズに応えるため、DOLCE SLが発売されました。

歴史

2005年5月16日 - 電気通信端末機器審査協会(JATE)を通過。
[2005年]]5月24日 - [[技術基準適合証明]を通過。
2005年8月2日 - NTTドコモから報道発表が行われました。
2005年8月5日 - 発売が開始されました。

不具合

2006年7月24日、文章入力中に特定の文字列を入力すると、フリーズや再起動が発生するという不具合が発表されました。これは、搭載されている日本語入力システムであるケータイShoinに起因するもので、預かり修理による対応が行われました。

主な仕様

機種名: FOMA SH851i
メーカー: シャープ
キャリア: NTTドコモ
シリーズ: DOLCE
液晶: 2.4インチ VeilViewモバイルASV液晶
メインカメラ: CCD 123万画素
サブカメラ: CMOS 11万画素
外部メモリ: miniSD (最大256MB)
特徴: 高級志向、大人向けデザイン

関連項目

SH700i'>SH700i
らくらくホン

外部リンク

SH851i

FOMA SH851iは、その洗練されたデザインと大人向けの機能で、発売当時多くのユーザーに支持された携帯電話でした。特に、DOLCEシリーズの初期モデルとしての意義は大きく、その後のシリーズ展開にも影響を与えたと考えられます。

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