SO-05D

docomo with series Xperia SX SO-05D

docomo with series Xperia SX SO-05D（ドコモ ウィズ シリーズ エクスペリア エスエックス エスオー ゼロゴディー）は、ソニーモバイルコミュニケーションズが製造した、NTTドコモ向けのスマートフォンです。この端末は、第3.9世代移動通信システム（Xi）及び第3世代移動通信システム（FOMA）に対応したデュアルモードのデバイスとして設計されています。

概要

SO-05Dは、直接的にはSO-03C（with）の後継モデルであり、さらにSO-02C（NEXT）やSO-03D（with）の実質的後継との位置付けもされています。また、SO-04Dと一緒に、日本国内市場向けのXperiaシリーズにおいて初めてLTE（Xi）対応を果たしたモデルでもあります。

この機種の重量は約95gと、Xi対応モデルの中では最も軽量です。基本性能はSO-04Dと同じですが、日本市場ならではの機能も搭載されています。具体的には、ワンセグや赤外線通信が可能ですが、防水機能やモバキャスには非対応です。また、今モデルからは本体のロゴが「Sony Ericsson」から「SONY」に変更されましたが、背面には旧たるソニー・エリクソンのロゴもみられます。これは、開発当時において、両社の合弁が続いていたことを反映している可能性があります。

電池パックは「電池パック SO06」を使用しており、これは海外市場向けのBA700からの流用品ですが、SO-03Cとの互換性もあります。

素敵な機能

この機種には、ユーザーが便利に利用できるいくつかの特別な機能が搭載されています。これにより、日常生活におけるスマートフォンの使用を充実させることができるのです。

歴史

ソニーモバイルコミュニケーションズは、2012年5月9日にこのモデルを発表しました。続けて2012年5月16日にはNTTドコモから正式発表が行われ、8月3日には事前予約が開始され、同年8月10日には販売がスタートしました。

同年の5月8日にはAndroid 4.1のバージョンアップに選定され、7月2日からは実際にバージョンアップが開始されました。

アップデート内容

この機種にはいくつかのアップデートが行われています。例えば、2012年12月18日のアップデートでは、spモードメールやブラウザ使用時の画面動作に関する不具合が解消され、また「Google Playブックス」アプリが追加されました。

さらに、2013年3月28日のアップデートでは、Timescapeアプリとの連携問題が解消され、新たな機能が追加されました。そして、7月2日にはOSのバージョンアップが行われ、さまざまな機能が改善されました。これには、アプリのフォルダ管理機能や小さなウインドウでのアプリ利用が可能になる「スモールアプリ」が新たに加わりました。

注意点

ただし、いくつかの個体にはリアカバーのイヤホンジャック付近に不具合が見受けられるため、無料交換が可能となっています。また、充電時にバッテリー残量が正しく表示されない場合や、操作中に再起動がかかるバグも報告されています。そのため、ユーザーはこれらの点に留意する必要があります。

まとめ

docomo with series Xperia SX SO-05Dは、軽量で機能豊富なスマートフォンとして、日本市場向けに特化した機能を持ち合わせています。様々なアップデートを通じてしっかりとサポートが続けられ、新たな機能でユーザー体験を高めています。

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