SOL23

Xperia Z1 SOL23の概要

Xperia Z1 SOL23（エクスペリア ゼットワン エスオーエル ニーサン）は、ソニーモバイルコミュニケーションズが日本市場向けに開発した、KDDIのauブランドで販売されるスマートフォンです。この端末は、CDMA 1X WINと第3.9世代移動通信システム（au 4G LTE）に対応しています。

基本情報

Xperia Z1 SOL23は、Xperia Zの後継機として、グローバルモデルのXperia Z1を元に日本国内向けに調整されたモデルです。そのデザインは、前モデルのXperia Zを参考にしており、特にカラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「パープル」の3色が用意されています。特にパープルは、青みがかった仕上がりが特徴です。

カメラ性能

Xperia Z1 SOL23の大きな魅力は、2070万画素のアウトカメラです。このカメラには、ソニー製の裏面照射積層型CMOSセンサーである「Exmor RS for mobile」が搭載されており、広角27mm、F2.0の薄型非球面レンズ「Gレンズ」と共に、高品質な写真を撮影することができます。さらに、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」が搭載されており、コンパクトデジタルカメラと同等の高画質が実現されています。

日本独自の機能

この端末は、日本国内での利用に適した多くの機能を備えています。その一例として、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、およびフルセグ放送の受信機能が挙げられます。フルセグ放送に関しては、録画機能はサポートされていませんが、特筆すべき機能です。

デザインとバッテリー

Xperia Z1 SOL23には、卓上ホルダが付属しており、ケースを装着したままでも充電が可能です。バッテリーは3000mAhとこのシリーズ内で最大の容量を誇り、長時間の使用が可能ですが、バッテリーの取り外しはできません。また、これはソニーモバイルのau向け端末において初めての試みです。

アプリとセキュリティ

このスマートフォンには、PC向けのWebブラウザが標準で装備されており、特にウェブサイト閲覧も快適です。セキュリティ面でも「安心セキュリティパック」がフル対応しており、PlayStation Certifiedにも対応しています。これにより、DUALSHOCK 3を利用したゲームプレイも楽しむことができます。

リリースとアップデート

Xperia Z1 SOL23は、2013年9月のIFA 2013においてグローバルモデルが発表された後、10月に公式に発表され、同月の23日から販売が開始されました。また、複数のアップデートが用意されており、機能向上や不具合修正のためのソフトウェア更新も行われています。特に、STAMINAモードの追加や充電関連の問題への改善が行われました。

まとめ

Xperia Z1 SOL23は、ソニーの技術力を駆使し、多彩な機能と高性能カメラを備え、市場での競争力を持ったスマートフォンです。これまでのXperiaシリーズの流れを汲みつつ、日本のユーザーに特化した機能が強化されています。

もう一度検索